年末に向けて風俗営業事業者が注意すべき事
遂に飲食等の制限解除
皆さん、こんにちは!
東京都新宿区の風俗営業専門やたべ行政書士事務所です。
11月も半ばを過ぎ、今年1年を振り返る季節となりました。
紅白出場歌手が決定、今年は布袋寅泰さん等が初出場だそうです。
第72回NHK紅白歌合戦・出場歌手が決定✨
出場歌手は43組。
初出場は紅組が4組、白組が6組です。紅白の最新情報はこちら▼https://t.co/DQRlQCb8a4#NHK紅白 pic.twitter.com/UyDWgeKiFS
— NHK紅白歌合戦 (@nhk_kouhaku) November 19, 2021
若者のTV離れのせいか、完全に昭和世代にターゲットを絞ってきましたね。
昨年のYOASOBIでスマッシュヒットを飛ばしたNHK紅白には守りに入らず、今年はウマ娘『うまぴょい伝説』でコロナ克服の祝典をド派手に盛り上げてもらいたかったのですが(笑)
一方、海の向こうではコロナ禍の今年1年を通じ、日本だけでなく世界中の人々に勇気と感動を与えてくれた人が今年の顔として選ばれていました。
【 #エンゼルス 】#大谷翔平 が2021年ア・リーグMVPを獲得しました!!おめでとうございます🎉 2001年 #イチロー 以来日本人では20年ぶり2人目の快挙です!!#日本人選手情報 pic.twitter.com/tFaPw1df4C
— MLB Japan (@MLBJapan) November 18, 2021
#祝17 pic.twitter.com/1jRJNv1RAZ
— MLB Japan (@MLBJapan) November 19, 2021
選手としての類まれなる能力もさることながら、何と言っても大谷選手はその人格が素晴らしいですよね!
これまでもメジャーに挑戦して成果を残した選手はいますが、大谷選手は人格やビジュアルでの付加価値が際立っているように感じます。
そんな大谷選手の魅力に惹かれ、やたべブログでもこんな記事をあげていました。
夜の街に輝きは戻るか
さて、今年はオリンピック開催が一大イベントでしたが、既に何年も前の出来事ように感じますね。
✨#ARIGATO✨
選手の皆さま
応援をしてくださった皆さま
東京2020大会を実現してくれた皆さま本当に、本当にありがとうございました✨#Tokyo2020 #オリンピック #パラリンピック pic.twitter.com/IORzPZwkiM
— Tokyo 2020 (@Tokyo2020jp) September 6, 2021
大会期間中は新規感染者数が急増していた日本ですが、現在ではワクチン接種率がG7トップとなり、飲食・イベントでの人数制限が撤廃されるまでに日常が戻ってきました。
【松野氏「G7で最も高い接種率」】https://t.co/PhLWSJinUH
松野官房長官は、新型コロナワクチンの国内の接種状況について、2回目の接種を終えた人が15日時点で全人口の75.1%になったと明らかにし、「今月中に希望する人への接種をおおむね完了する見込み」であると述べた。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) November 16, 2021
飲食・イベント人数制限を撤廃 政府、きょう決定へhttps://t.co/V15rSjeMdM
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) November 19, 2021
これでまたコロナ禍前の活況が完全に戻ってくる訳ではないでしょうが、「夜の街」風俗営業もザワついてきました。
歌舞伎町・ロボットレストランに動きあり! でかい看板でも付けるのかしら? 時短要請が全面解除になったこのタイミングだし、期待! pic.twitter.com/2elqcw9g03
— 仙頭正教 (@sento1025) October 26, 2021
We are not dead yet…
Robot Restaurant pic.twitter.com/SZQKwYJtlI— ROBOT RESTAURANT™ (@robotrestaurant) October 31, 2021
こちらも昨年末に話題となりましたが、また新たなる章が始まるのでしょうか。
やらせの炎上プロレスなのか定かではありませんが、全てひっくるめて歌舞伎町の夜に輝きが戻ってくると良いですね。
今年もあの街が呼んでる
また俺の中の愛汁が蘇ろうとしている pic.twitter.com/7PeA827XGY
— 三崎優太(Yuta Misaki) 青汁王子 (@misakism13) November 15, 2021
2年前のどん底の真っ只中、あの頃のフォロワーは5万人もいなかった。
今は全て合わせると200万人を超える。
天国から地獄、そして復活。これだけの人が応援してくれてる。きっかけはこの街だった、どん底のホスト編から一気に風向きが変わった。歌舞伎町の風に乗って。この街には感謝しかない。 pic.twitter.com/aMwwFqapAa
— 三崎優太(Yuta Misaki) 青汁王子 (@misakism13) November 16, 2021
人のことばっかディスって、自分は結局ホストかよ。我慢汁君のおままごとなんかに付き合ってられない。
あの日から一年間我慢してきた、でも内心は一日も忘れてない。
今のおれには守るものがある。人の大切なものを土足で踏みにじるのは許せない。
歌舞伎町に来いじゃねぇよ。お前がドバイこいよ。 https://t.co/4k27V42xM3
— 竹花貴騎 (@takaki_takehana) November 18, 2021
年末に向けて要注意!
もっとも、「夜の街」に賑わいが戻ると帰って来てしまう方々もいます。
そう、この方々です。
飲食・イベントの人数制限解除がされると同時に、年末年始での取り締まりが強化されることは行政警察活動の普遍的行動原則です。
これは飲酒運転や風営法違反だけではありません。
コロナ禍での飲食店支援などで、テラス営業での沿道飲食を行っている飲食店も少なくありません。
本来であれば沿道飲食・物販などに簡単には道路使用許可は下りませんが、コロナ禍での飲食店支援政策として警察も弾力的な運用(リンク先参照)行っています。
一方で、正式な許可申請を行わず、うちも大丈夫でしょうなどと緩く道路を使用してしまうと道交法違反となってしまいます。
年末の書き入れ時は客席のキャパシティ以上に稼働率を上げたくなる気持ちも判りますが、行政警察活動が強化されるタイミングであることも十分注意して下さい。
繰り返しになりますが、警察の取り締まりというのは立証が難しい違反よりも、客観的に立証しやすい違反から摘発されていきます。
歌舞伎町の街を歩けば、飲食に限らず、沿道での物販などもよく目にします。
※画像は敷地内での適法な販売活動
街としての賑わいや経済活動が振興されることは喜ばしいことですので、つまらない違反行為で年末の大切な時期でのスタートで躓かないよう気を付けてください。
風俗営業専門行政書士
さて、11月には我々の業界ではもう一つ大きなイベントがあります。
それは行政書士本試験で、今年は先週末の11月14日に実施されました。
受験生の皆様、大変お疲れ様でした。
自己採点の結果、合格できそうな方も、惜しい思いをされた方も、まずは自身の頑張りを労ってあげてくださいね。
実は「夜の街」風俗営業関係者からの転身として行政書士試験に挑戦されている方もいらっしゃいます。
法律職の国家試験としては比較的取得しやすいと言われる行政書士ですが、実際に受験勉強をされるとその内容に圧倒される方も少なくありません。
数年前に「資格貧乏」なる言葉が流行りましたが、行政書士なんか取っても仕方ない、行政書士じゃ食っていけないぞなどと揶揄されることもあります。
今から10年近く前に海外のとある発表が話題となりました。
『雇用の未来』(英国オックスフォード大学・2013年発表)
邦訳はコチラ
原文はコチラ
AIをはじめとしたコンピュータにより「消える職業・なくなる仕事」というキャッチが受けて当時はSNSでも話題となりました。
この話題を受けて、野村総研とオックスフォード大が日本の士業に関してのAI代替可能性を発表し直した為、我らの業界ではかなり話題になっていたと記憶しています。
【代替可能性の8士業順位】
第1位 行政書士 93.1%
第2位 税理士 92.5%
第3位 弁理士 92.1%
第4位 公認会計士 85.9%、
第5位 社会保険労務士 79.7%
第6位 司法書士 78.0%
第7位 弁護士 1.4%
第8位 中小企業診断士 0.2%
栄えある第1位を授与されましたので、旬ネタとして当時のやたべブログでもしっかり扱っておりました(笑)
何が言いたいのかというと、オックスフォード大の発表から8年経過しましたが、弊所やたべ行政書士事務所は相変わらず忙しくさせて頂いております!ということをお伝えしたかったのです。
もちろん弊所だけでなく、他の行政書士も健在ですし、これは他士業だって同じです。
今となっては2021年の今年になってもハンコは廃止すべきか否かなんて議論していたことの方が当時の研究者にとっては衝撃でしょうね(笑)
少なくともAIよりも、新型コロナウイルスによる影響の方が遥かにインパクトがあったのは全産業共通でしょう。
要するに、未来のことなど100%は予測できないし、だからこそ我々の人生は面白いのだと思います。
風俗営業はじめ飲食・娯楽サービス業はコロナ禍に直面し、大きく揺さぶられました。
それでも、飲食・イベント・旅行などの産業はこれからまた復活の狼煙を上げようとしています。
その時代のニーズを汲み取ってサービスに反映させていくことで、行政書士資格だってまだまだ非常に多くの可能性を秘めていると私は考えています。
「消える職業・なくなる仕事」「不要不急」、言いたい人には言わせておきましょう。
価値あるものかどうかは黙っていても時代が証明してくれるはずです。
今は悔し涙を流しても、笑顔になれる日はきっと来る(CRY NOW SMILE LATER)です!
晴れて試験合格し、独立開業を目指されている方はもちろん、今年は悔しい思いをされた方も明るい未来を信じて頑張ってくださいね。
ちなみに、東京で開業をされる方であれば、所属単位会である東京都行政書士会入会者向けの「風俗営業許可申請」の業務研修を私、やたべが担当させて頂いています。
未来の行政書士会を、未来の風俗営業産業界を背負って立つ志高い皆さんとお会いできる日を楽しみにしています。
やたべ行政書士事務所は風俗営業に携わる皆さんをいつでも応援しています!
それでは、また!
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