ダサかっこいいUSAを米中間選挙に見た日
流行語大賞の季節
こんにちは
東京都新宿区の風俗営業専門
やたべ行政書士事務所です
今年も残すところあと2ヵ月となりました
この季節恒例の流行語候補が発表されました
今年、大流行した曲と言えば
C’mon baby,アメリカ~♪の「U.S.A」です
今年の流行語候補にもしっかりと
「ダサかっこいい」との形容詞と共に
「U.S.A」が入っていました
再ブレイクしたDA PUMPは
今年の紅白入り間違いないでしょうね
ただ今日はリアルダサかっこいい
U.S.Aを見つけてしまいました!
赤と青の戦い
紅白歌合戦では紅組と白組の戦いとなりますが
この「U.S.A」に唄われたアメリカでは
赤組と青組の熾烈な戦いが繰り広げられています
アメリカで赤と青の戦いと言うと2つあります
ひとつはストリートギャングの戦い
そしてもうひとつが政治家の戦いです
赤組(共和党)と青組(民主党)による
アメリカ中間選挙が本日開催されました
アメリカ議会の上院下院の選挙ですが
事実上、これまでのトランプ大統領に対する
審判を下す選挙として注目を集めてきました
選挙結果としては
上院はトランプ支持の共和党(赤)が
下院はトランプ不支持の民主党(青)が
それぞれ過半数を占め半々となりました
ダサかっこいい候補者
そんな中で気になる候補者がいました
ニューヨーク州下院選史上最年少の民主党新人
アレクサンドリア・オカシオコルテス(29)
彼女はニューヨークのブロンクスで育った
ヒスパニック系でつい先日までバーテンダーと
ウエイトレスで生計を立てていたといいます
チップ制度のアメリカでは風俗営業をはじめ
飲食・娯楽サービス業に従事する方々には
英語などが十分に話せない移民が就くことが
少なくありません
中でも、彼女と同じプエルトリカンの
ヒスパニック系は数多く存在します
数億円の選挙費用をかけて戦われる
アメリカの議会選挙の予備選時に
彼女が集めたのは10分の1である数千万円
それでも同じワーキングクラスの労働者や
風俗営業をはじめ飲食・娯楽サービス業の
人々の共感を集め見事選ばれました
ピカピカなキャリアや潤沢な資金がなくても
志を高く持ち、自分の可能性を信じて
未来を切り拓くことの素晴らしさを示しました
実は今回のアメリカ中間選挙では
彼女に限らず、先住民やイスラム教徒など
史上初の当選者を多く生み出しました
トランプ大統領のような保護主義的な
強いリーダーシップを求めるのもアメリカなら
今回の中間選挙のような多様性を認め合うのも
アメリカという国家の実像です
名門出身の富裕層が大統領に選ばれる一方で
議会議員には非名門・非富裕層が選ばれます
こうしたバランス感覚こそが
アメリカの本当の強さの秘密なのかも知れません
非エリートを「ダサい」と言っては失礼ですが
まさに「ダサかっこいい・U.S.A」ですね!
DA PUMPの「U.S.A」でしめるべきでしょうが
本日アメリカに誕生した若き新星を祝すため
彼女と同じようにヒスパニック系米国民として
ウエイトレスから成功を掴み取った女性の曲を
“Look inside you and be strong
And you’ll finally see the truth
That a hero lies in you”
“HERO” Mariah Carey
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