風営紳士録2.0

ナイトタイムエコノミーから警察の取締りや法令改正情報まで、風俗営業の最新情報を発信中です!

『令和の虎』違法賭博発覚で冬の時代到来か

虎の違法賭博行為発覚

 

皆さん、こんにちは!

東京都新宿区の風俗営業専門やたべ行政書士事務所です。

人気YouTubeちゃんねる『令和の虎』関係者の違法賭博が発覚して話題となっています。

一部関係者は、本人自身がSNSで事実を認め謝罪していることから、違法行為が行われていたことは間違いないですね。

リアリティー番組である『令和の虎』は、「ALL or NOTHING 新しい未来をつかみとれ Catch the fund!」をキャッチコピーに起業家が事業計画をプレゼンテーションし、投資家たる審査員が出資の可否を決定するという内容です。

かつて人気を博した地上波番組『¥マークマネーの虎』をオマージュした2018年からつづく人気ちゃんねるです。

なぜ、今回このニュースを取り上げたかと言うと、今回の騒動の渦中にいる関係者はアミューズメントカジノなどの風俗営業関係に関わる者もいたからです。

またもや今回もZ李砲によって暴露され、私を含め『夜の街』風俗営業関係やカジノ関連の専門家は一斉にこのニュースに言及していました。

 

違法炎上ネタは逆効果

 

こうした炎上やスキャンダルで情報拡散させて注目を集めるビジネスモデルもあるのでしょうが、炎上ネタそのものに違法性があると間違いなく致命傷となります。

人気YouTuberのヒカルさんが芸人に対する過去の私怨を吐露した動画に対し、謝罪していました。

他方で、ヒカルさんは「俺でストレス発散させてくれてもいいし、俺は俺でそれをネタにするし、これからもwin-winな関係でいましょう」とコメントもされています。

炎上商法ビジネスモデルの原理原則を示したことに対し、かっこいいなぁと共感も集めているようでした。

ただ、この炎上ネタが「違法行為」になると話は全く違います。

昨年末に道交法違反が発覚した際、炎上ネタにすることなく速やかに謝罪していましたがあれは非常に正しい判断だったと思います。

 

違法行為には法の制裁

 

恐喝、詐欺といった違法行為は当然ですが、無免許運転や無許可営業、無登録金商業者への勧誘などは軽んじられがちです。

今回のような賭博と言うと、緊急事態宣言期間中の2020年5月に賭け麻雀で文春砲を受けた黒川元東京高等検察庁検事長の事件が思い出されます。

その後、黒川元検事長も略式命令を受けています。

もちろん、今回の『令和の虎』関係者による賭博行為も違法行為です。

風俗営業をはじめ飲食・娯楽・サービス業に関わる事業者には、SNSの情報拡散力を最大限活かして営業活動を行っている方も多いと思います。

ただ、そうした方々は今回の『令和の虎』関係者の方と同じリスクを抱えていることに十分注意して下さい。

自分自身は直接的に違法行為に関与していなくとも、情報拡散力を日頃から活用している人はいつ何時拡散力が逆回転するか分かりません。

やたべ行政書士事務所は風俗営業に携わる皆さんをいつでも応援しています!

それでは、また!

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA