風営紳士録2.0

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デジタル評価経済社会の虚像と風俗営業の顔

1ヵ月遅れの所信表明

 

皆さん、こんにちは!

東京都新宿区の風俗営業専門やたべ行政書士事務所です。

菅新政権が誕生して、初めての国会での首相演説が行われました。

9月の臨時国会での開催を見送ってから既に1ヵ月以上が経過し、新たに選出された首相が国政方針を示す所信表明という本来の意味合いは薄れてしまったように感じますが、それでも今後の日本の未来を見据える上で重要な演説であることは間違いありません。

この所信表明で重点政策として掲げられた政策は、政権として本気で取り組んできますから、風俗営業はじめ飲食・娯楽サービス業に関わる政策がどの程度反映されるか、私も注目しておりました。

特に懸念していたのは、コロナ対策として夜の街対策の強化へ言及されないかでしたが、そのような発言もなく事業者への対策取組と、利用者への3密注意がなされるに止まりました。

掲げられた基本政策は以下の8つです。

1.新型コロナウイルス対策と経済の両立
2.デジタル社会の実現
3.グリーン社会の実現
4.活力ある地方創生
5.大企業・中小企業間などの人材の流動化
6.社会保障
7.災害対策
8.外交・安全保障

中でも「2.デジタル社会の実現」については、デジタル庁の創設・行政申請での押印廃止・携帯料金引き下げなど、菅首相が就任当初から強調していたこともあり、新政権の主要政策であることを再認識できました。

今回はこの「デジタル社会の実現」で、風俗営業はじめ飲食・娯楽サービス業で気を付けるべきことを考えてみました。

 

 

デジタル社会のボディ

 

突然ですが、皆さんは顔はやばいよボディにしな、ボディというセリフをご存知でしょうか?

一定世代以上の方は直ぐに思い浮かべるシーンです。

そう、ドラマ『3年B組金八先生シーズン1』でのワンシーンで、女優時代の三原じゅん子参議院議員が、自らは手をくださずに子分に指示を出すときに発するセリフです。

このドラマでのキャラの強さから、その後のクリエイティブ作品でもオマージュされ、漫画『ビーバップハイスクール』のスケバンキャラ・三原山順子として描かれています(オマージュというより、漫画キャラ名からしてまんまですが)

説明するまでもありませんが、このセリフの意味するところは「顔=目立つ場所として発覚しやすい箇所」ではなく、「ボディ=衣服で隠れて発覚しにくい」ところへの暴行に止めて、その後のリスク管理を行えということです。

「顔」を攻撃してしまうと後で面倒なことになるという意味で言うと、菅首相が所信表明演説でも掲げた「デジタル社会」では「顔」の部分がどんどん肥大化しやすい社会になるのかなと思える出来事が話題となっています。

 

竹花貴騎さんの疑惑

 

ビジネス系ユーチューバーとして有名な竹花貴騎さんが、実績・資産・経歴などあらゆる情報を詐称していたのではないかと大炎上しています。

 

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竹花貴騎【校長先生】(@takaki_takehana)がシェアした投稿

 

きっかけとなったのは、これまた炎上ブランド人として有名な田端信太郎さんとコメント上で絡んだことだったようです。

炎上商法でお互いが盛り上がるのが一種のビジネス手法とされているSNS界隈ではグレーなことで絡まれることだけならそこまでのダメージではなかったと思います。

ただ、今回は田端さん以外にも、敵に回すと絶対に面倒くさそうな人たちが続々と参戦してきました。

 

風俗営業の顔とボディ

 

他人の喧嘩・炎上に便乗してネタを上げるという意味では本投稿もまさにそうですが、下記コメントでの竹花さんの発言が引っかかったのが記事ネタにした理由です。

「キャバクラ経営や、パチンコ経営などともネットで言われていますが、事実無根です」

は?キャバクラも、パチンコも風営法許可業種で合法ビジネスなんですけど、、、

竹花さん的には同業種での成功はブランドイメージ的にマイナスだったのでしょうか。

ちなみに、風営代表業種を事実無根と否定された竹花さんも創業時はいろいろとレバレッジ効かしていたようですけど。

一方で、竹花さんのこれまでのYouTube動画を見る限り、虚像とは別にコンテンツとしてはかなり面白いと感じます。

運営しているビジネスサロンでは、他人のコンテンツ丸パクリで教えていたようでこれはこれで問題ですが、そもそもネットで情報発信している以上、発信者も情報の再生産はある程度覚悟している面もあると思います。

何より、フォロワー数の多いインフルエンサーというのは、常に情報発信する必要からフォロワー数の少なくあまり知られていないような発信者のコンテンツや発信内容をバレないだろうとパクることは良くあることです。

この手の事をする輩に限って、やたらと無頼派ぶったり、男気ぶったりしてますが、本当に筋を通す人間か、口先だけのインチキ野郎かは、無意識に表現に出てしまっているのかもしれません。

名うての詐欺師が実際に会ってみると非常にあたりが柔らかく、人間的魅力を感じてしまうのと同じかもしれません(笑)

竹花さんに関しても動画であれだけのトーク力とコンテンツを提供できるなら、学歴や職歴、資産や人脈で虚像を創り出さなくとも十分成功出来たのではないか、とも思えます。

ただ、デジタル評価経済社会の資産である登録者数や再生数を追うあまり、虚像と現実の境目が見えなくなってしまったのかもしれません。

ある程度の盛りは容認されても、これはさすがに盛り杉、三原山順子ならずとも「顔はやばいよボディにしときな」と言いたくなってしまいます(こてこての落ちでスミマセン)

菅政権が推進するデジタル社会では、SNSの情報発信によって、有名人・成功者になればなるほど身ぐるみ剥がされ「ボディではなく顔が大きくなってしまう」ということです。

これを風俗営業はじめ飲食・娯楽サービス業に置き換えると、「ボディ=軽微な違反」「顔=無許可・重大な法令違反営業」と言いたい訳です。

ユーチューバーや有名人だけでなく、実店舗だって成功すれば妬み・やっかみは増えます。

時間外営業の通報の大半は同業者によるものだと言われます。

店舗が成功すればするほど、「ボディ」だと思っていた小さなミス・怠慢が大きなほころびとなって「顔」を傷つけてしまいます。

風俗営業専門の行政書士としては、三原山じゅん子ばりに「顔はやばいよボディにしときな」で実際の店舗運営状況に合わせて、どこが「顔」で、どこが「ボディ」なのかアドバイスできます。

これからの年末に向けて、つまらぬ喧嘩で大切な「顔」に傷を負わないよう十分注意して下さいね!

【追記】本ブログでも一方的な表現を行っていると思いますので、SNSなどで竹花さん側の言い分も確認してご自身で判断をお願いします。

最後に竹花さんが出身企業として利用した企業についてご紹介させてください。

もはや私などが説明できるレベルではありませんが、ラリーペイジとセルゲイブリンが創業し、今や世界全人類の頭脳となっているグーグルでは、インド工科大学をはじめとした世界的名門大学から天才的エンジニアを新卒年収5千万円などの破格条件で集めています。

【インド工科大学出身のサンダー・ピチャイCEO】

そして、何よりも重要なこととして、本当にグーグル出身を売りにしたいなら、グーグルのコアとなる価値観から体現していかなければ、デジタル化社会ではあっという間に虚像は崩れていってしまいます。

グーグルの理念、行動規範は、親会社アルファベットの“Do the right thing”とともに有名で現在でも引き継がれています。

原文はリンク先の英文最終行をご確認ください。まさに竹花さんにこそ届いて欲しかったメッセージでしたね。

“And remember… don’t be evil”  Google Code of Conduct

“邪悪であってはなりません” グーグル行動規範

やたべ行政書士事務所は風俗営業に携わる皆さんをいつでも応援しています!

それでは、また!

 

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