雨に唄えばサービス業の弱みが強みに変わる
目次
水商売は雨の日に行け
こんにちは
東京都新宿区の風俗営業専門
やたべ行政書士事務所です
もう今年何回目の台風でしょうか
東京も今週末はずっと雨です
でも、もし風俗営業店で会話を楽しみたいなら
こんな雨の日に行くことをお勧めします
こうした天候に左右されてしまうのが客商売
風俗営業をはじめとした飲食・娯楽サービス業は
天候が悪いと客足も奪われ売上が伸び悩みます
売上が安定しづらく、外的影響を受けやすい
水モノ商売を「水商売」と呼ぶことがあります
でも、そんな雨の日だからこそ
お店に顔を出してあげると喜ばれるのです
社交飲食店や深夜酒類提供飲食店で
お気に入りやママさんの気を引くためとか
バーテンダーとゆっくり話したい時は特に
普段はなかなかゆっくりとお話しできなくても
雨の日の少ない客足を案じて来るお客さんは
どんなお店だって嬉しいものです
サービス業の特性
風俗営業をはじめとした飲食・娯楽サービス業を
ものづくり製造業などと比較すると
次のような特性が挙げられます
キャバクラ等社交飲食店を例に考えてみましょう
需要が安定しない【変動性】
雨が降ると客足が遠のくだけでなく
暑すぎる夏、寒すぎる冬などの天候影響や
平日と週末、年末イベントなどとの繁閑差
さらには流行り廃りの風俗営業の世界では
トレンドの影響も少なくありません
サービスと消費が同時な【不可分性】
どんなにお気に入りのキャストであっても
一度に相手できるお客さんは一人だけ
身一つでの労働集約サービスでは仕方ありません
また不可分ゆえに繁忙時には人員配置が必須です
在庫として貯蔵が効かない【消滅性】
周年やバースデーなどのイベントの際
シャンパンは大量に在庫して用意できても
主役キャストのサービス自体は在庫できません
あたりまえですがどんなにお客さんが呼べても
シャンパンだけおろさせて放置は切ないです
サービスにバラつきある【非均一性】
容姿に差が出るのは当然だとしても
明らかに接客に向かないヘルプをあてられれば
他に行きましょうとなるのが自然な流れです
サービス担当者に当たり外れがあることは
お客さんより事業者が一番わかっています
体験後にしか判断できない【無形性】
あたり前ですが目に見えないサービスは
実際に体験してみないと本当の評価は出来ません
だからこそHPやSNS、店舗外観や内装などで
サービスのイメージづくりが大切になります
サービス業の特性を克服するには
以上5つの特性は社交飲食店に限らず
サービス業全体に共通する特性と言われています
【サービス業の5つの特性】
- 変動性
- 不可分性
- 消滅性
- 非均一性
- 無形性
こうした社交飲食店のサービス特性の弱みを
強みに変えるにはどうすれば良いでしょう?
それはお客さんにサービスを提供するだけでなく
お客さんと一緒にサービス価値を共創すること
だと言われています
社交飲食店で本当に遊び慣れている人は
どちらが接待しているか分からないくらい
キャストやホステスさんを楽しませます
逆に貴方がお金貰った方が良いのでは?と
そのぐらい喋り倒したうえで
お客さん本人も満足して帰っていく
これこそ社交飲食店で
サービス価値の共創を楽しんでいる方です
このような明石家さんまレベルでなくても
サービス価値の共創には様々あると思います
冒頭でご紹介したような
お客さんが少なそうな雨の日にあえて行く
これだってサービス価値の共創の一つです
粋な遊び方でサービス価値を共創してください!
“Singin’ in the Rain” Gene Kelly
この記事へのコメントはありません。