風営紳士録2.0

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風俗営業都市伝説「夜の街」全てを見通す目

イルミナティの指令

 

皆さん、こんにちは!

東京都新宿区の風俗営業専門やたべ行政書士事務所です。

新年度最初の週末でしたが、皆さん、ゆっくりできましたでしょうか。

何やら怪しげなタイトルをつけてしまいましたが、本日はこちらのおやっ?と思ったお話しからさせてください。

本日4月4日に阪神競馬場でGI大阪杯が開催されました。

前夜に故・田中邦衛さんを追悼するドラマ『北の国から’87初恋』を涙しながら観ていたところ、タイムラインを流れていたあるツイートに目が留まりました。

さすがにこの予想は強引過ぎるでしょうと失笑してその場は流しましたが、本日のレース結果をみると、、、

 

えっ!?いやーこんなこともあるのですね!

もちろん、単なる偶然かもしれませんが、この世の中に絶対などということはありません。

もしかしたら、本当にこの世の全ては大きな力によって支配されているのだろうか?などと妄想してしまいました。

もっとも、イルミナティなぞ持ち出さなくても、陰謀や謀略が渦巻いているのが昨今の競馬界のようですが。

いや、もしかしてこの笠松競馬の不正自体もイルミナティが関与しているのか!?

そういえば陰謀・謀略側のど真ん中に居ると思っていた政治家センセーも全面無罪を主張していたから、もしかしてイルミナティに嵌め込まれたとか!?

なーんていろいろと妄想してしまいましたが、実は「夜の街」風俗営業でも都市伝説に関わるちょっとした思い出があります。

 

 

却下された都市伝説

 

カバー画像でも紹介した米国ドル紙幣に記された「全てを見通す神の目 “Eye of Providence“」

陰謀論者がフリーメイソン・イルミナティを語るときに好んで引用されるものです。

神の目が全てを見通しているかのようにドル紙幣に描かれていることから、フリーメイソン・イルミナティが米国を支配・監視下に置いている証とされています。

日本においてこうしたイメージを定着させた番組としてテレビ東京系列『やりすぎ都市伝説があります。

特に番組が始まった2007年はサブプライム・リーマンショックによる経済不況期への入り口とも重なり、時代への不安を投影する形で人気を博し、日本での都市伝説・オカルトブームにつながりました。

現在でも都市伝説やオカルトは根強い人気や熱心な信奉者がいますが、「夜の街」風俗営業関係者にも少なくありません。

もう10年以上前の話になりますが、とある大型クラブで企業協賛のオウンドイベントが企画されました。

酒類メーカーやエナジードリンクメーカー、あるいはタバコメーカーが自社製品のプロモーションのためにクラブイベントに協賛することが当時はよくありました。

その時も、ナイトクラブのプロデューサーがイベントのメインコンセプトとして当時流行っていた都市伝説を取り入れた企画を思いつきました。

「全てを見通す神の目 “Eye of Providence”」をイベントアイコンとしてフライヤーやTシャツなどのグッズまで用意したのです。

DJ、VJ、ダンサー、デザイナーと関係者とコンセプトを作り込んで周到に準備し、最終段階でスポンサー企業にプレゼンしたところで問題が発生しました。

「全てを見通す神の目 “Eye of Providence”」に対して、スポンサー企業が難色を示したのです。

たしかに、都市伝説的な陰謀論の象徴とされることはありますが、とはいっても米国紙幣にも印刷されているマークであり、わいせつ画像や暴力表現などではありません。

関係者との調整を行って綿密な準備を重ねていたイベントプロデューサーも困り果ててしまいました。

この当時(2000年代)は旧風営法時代で、そもそも深夜ダンスクラブ営業自体が違法だった時代です。

そんな違法営業でも協賛するくらいのスポンサー企業なので、元来コンプライアンス的なことなどにとやかく言うことはありませんでした。

ましてや、クリエイティブの表現内容そのものに口出しすることなど滅多になかったはずです。

ところが、どうしても「全てを見通す神の目 “Eye of Providence”」だけはスポンサー企業が首を縦に振ってくれません。

イベントプロデューサーも、半ば呆れ顔で「こうしたクラブカルチャー・ポップカルチャーの価値を認めてくれないなら金出されて協賛されてもお互いにリスペクトがない」とやさぐれていました。

「金を出す奴は口も出す」と言われますが、クラブ演出側の表現内容にまで検閲するかのように口出しされては関係者のモチベーションだって下がってしまいます。

「夜の街」風俗営業支援産業として大金を出していた企業でしたが、何とも無粋なことするなぁと関係者は一様に呆れていました。

 

 

真実は小説より奇なり

 

でも、実はこの話には後日談があります。

偶然にもスポンサー企業の担当者だった方とお話しする機会があり、本当の理由を伺いました。

そのスポンサー企業は外資系の日本法人でしたが、当時の親会社は世界最大の消費財メーカーとして全世界で事業展開する多国籍企業でした。

ただ、この時のクラブイベント協賛は高額だったため、親会社長から派遣された社長らの承認が必要だったとのこと。

外資系日本法人では良くあることですが、社長や重役は親会社からエクスパットとして赴任し、2年程度で本国親会社に戻るのが常だそうです。

その本国からの重役エクスパットの一人がイベントアイコンの「全てを見通す神の目 “Eye of Providence”」を見て激怒したそうです。

 

・・・そう、その企業はなんちゃって都市伝説などではなく、ロスチャイルド系の構成メンバーが所有する正真正銘のガチ企業グループだったのです!

企業担当者は言葉を濁しながら話していましたが、「イベントプロデューサーはじめクラブ事業者側に万が一のことがあっても困るから」なんてことも言ってました。

ちょうどその当時、裏原ブーム時代のSupremeがHells AngelsのスカルヘッドをパクったTシャツを販売していましたが、これを着ていたところ本物のエンジェルスに見つかってしまったような状態でしょうか(苦笑)

真実は小説より奇なりなどと言われますが、なるほどこの世の中は知らないことの方が多いものです。

真偽不明ですが、ネットには財閥の関連企業一覧なんかも落ちてますから、いろいろと調べてみると新しい世界が見えてくるかもしれません。

 

 

現代の全てを見通す目

 

とまあ、半分冗談交じりに「夜の街」風俗営業にまつわる都市伝説の思い出話をさせてもらいました。

ただ、現代において都市伝説による世論操作が社会問題化しつつあるというのは本当です。

特に現代のSNSの隆盛に伴って、匿名掲示板を通じた陰謀論が影響力を増していると言われています。

 

たしかに、国や地方、大企業など巨大組織への批判において、SNSなどで世論の怒りを扇動する行為は陰謀論者に通じる面があるのかも知れません。

コロナ禍での行政の取り組みに対し誤った情報を流した番組に対しては、陰謀論者と言わんばかりの為政者の怒りが炸裂していました。

そもそも陰謀論とは「邪悪で強力な集団や人物による陰謀や謀略が関与しているとするもの」だそうです(Wikipediaより)。

もちろん「邪悪」ではありませんが、国家権力や地方行政の行政行為は「強力な集団や人物による関与」であることは間違いありません。

まん延防止等重点措置対象となった大阪市では、対象となる飲食店6万軒に対し見回り隊で監視すると発表しました。

自粛警察だけでなく、飲食店がガイドラインに従ったマスク会食をうるさく言われないといった好意的書き込みなど、SNSが見回り隊以上に全てを見通す目として監視機能を果たすことになると思います。

現代の「全てを見通す神の目 “Eye of Providence”」はスマホやSNSなどのテクノロジーであり、我々自身なのです。

参考【密告・監視社会化する「夜の街」の風俗営業】

 

東京都の小池都知事は大阪市などのまん延防止等重点措置の効果を見極めて東京での適用を検討するとのことです。

第4波到来が危惧される東京ですが、「夜の街」風俗営業の皆さんにおかれては出来るだけの対策を行ってください。

本当にこの世は何が起こるか分かりません。

災い転じて福となすではありませんが、コロナ禍でオリンピックが延期されたことで逆にチャンスを掴んだ奇跡も目にしました!

池江選手の勇気を希望に、我々も明るく前に進んで参りましょう。

やたべ行政書士事務所は風俗営業に携わる皆さんをいつでも応援しています!

それでは、また!

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