風営紳士録2.0

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風俗営業許可におけるパレートの法則とは?

パレートの法則とは?

 

こんにちは

東京都新宿区の風俗営業専門
やたべ行政書士事務所です

皆さんはパレートの法則をご存知ですか?
8:2の法則とか、働き蟻の法則とも言われます

パレートというのは伊の経済学者で
全体の8割は残り2割によって決定されている
全体のパフォーマンスは20%で決まる
簡単に言うとこのような意味の法則です

Wikipediaより

本当に仕事をしている働き蟻は
全体の2割しかおらず
仮にその2割がいなくなれば
残りの8割の蟻を100として
2割の働き蟻が再び生まれるという
生物学的な特性から命名されたと言われます

我々、人間界での組織論でも通用しそうな
このパレートの法則ですが
風俗営業許可でも妥当しそうです

今回は風俗営業許可における
パレートの法則、重要な2割のお話しです

風俗営業許可における重要な2割とは?

 

風俗営業許可の手続きの流れに関しては
以前、こちらの記事にまとめましたので
ご参考にしてください

ただ、どんな仕事でもそうであるように
全て均等に重要性を持つわけではありません

試験勉強でもそうであるように
出題されるのはほんの一部の20%程度

風俗営業許可だって同じです

では、その20%って何でしょう?

20%、2割とありますので
あえて2つだけ挙げさせていただきます

それは実地検査専門家選びです

実地検査(実査)とは
申請が行われる店舗を実際に検査して
申請書類に間違いがなく
店舗構造に法令違反がないか確認する工程です

詳細はこちらの記事にまとめましたので
ご参考にしてください

そして、専門家選びというのは
申請にあたり申請代理人を選ぶ作業
自分で言うのも何ですが
我々のような行政書士事務所の
どこに依頼するかを決定する工程です

もちろん、ご自身で本人申請を行う場合は
専門家選びの工程は発生しません

ただ、この場合であっても
実地検査工程の重要性は変わらず
なおかつ、実地検査工程では
申請書類の正確性や整合的説明が求められるので
ご自身が専門家と同様の説明責任を果たせるかが
重要な要素になってきます

 

実地検査について

 

実地検査では
所轄の警察及び浄化協会によって行われます

東京都の場合
風俗営業許可申請を行った後
「それでは実査は午前10:30から行いますね」
と連絡を受けると思います

当日、その時間に行くとどうなるでしょうか?

30分前には警察OBの浄化協会の調査員が到着
現役の所轄警察の生活安全課も10時前に到着済
役所に消防署も続々到着しパニックになります

え!10:30って言ったじゃないですか!?

1時間以上前には検査を受けれる万全の体制で
関係検査員を迎える不文律があるのです

もちろん厳密な意味での行政手続としては
正確な時間を伝えないのは好ましくありません

ただ、そこを正すことよりも
確実に許可を下ろさせることの方が
ビジネスとしては重要です

また何より許可権者につながる検査員が
電子処理の機械ではなく生身の人間である以上
相手の心証を慮りながら検査を進める方が
許可取得の可能性が高まるはずです

流行語風に言うならばまさに「忖度」です
「奈良判定」を引き出せとは言いませんが(笑)

警察OBが現役の前で気持ちよく検査できるよう
なるべく彼らにストレスをかけないようにして
スーっと実査が終わるように準備を行います

実査では店舗構造と申請書類との整合性が
厳しくチェックされます

したがって、申請書類の作成工程は
実査工程から逆算して設計すべきで
両工程を分断して担当させることは
結果的に許可率を下げると思います

このように申請書類準備段階から
ターゲットとなるゴールとして
目標となり、先導となるものが
実地検査の工程なので重要なのです

 

専門家選びについて

 

では申請代理としての
専門家を選任する行為はどうでしょう?

もう説明するまでもありません

実地検査が重要だから
そこに至るまでの先導役となってくれる
専門家選びが重要なんです

先ほどの「10時30分」と言われて
実際には「9時30分」だったエピソード

本当にくだらないですよね
封建的で前時代的な話です

でも、それが現実なんです
他にも警察・公安許可関連は
このようなエピソードに枚挙に暇ありません

行政手続きの透明性確保のため
徹底的に戦うのであれば
弁護士の先生に依頼すべきでしょう

ただ行政書士に依頼するクライアントは
許可の専門家として依頼しているのです

行政書士のHPでは各事務所が差別化のため
あれこれとキャッチコピーが書いていますが
結局のところ「許可が下りるかどうか」です

最終的に提供する顧客価値に差が少ないゆえ
事前の許可可能性を最大化させることこそが
専門家としての行政書士の勝負所となります

皆さんが行政手続きで専門家を選ぶときも
一番重視するものは何かを明確にすると
効率的に手続きを進めることができます

もちろん風俗営業許可では
店舗図面作成から申請書類取寄せまで
建築士や本人申請でも対応出来なくありません

ただ、実査クリアにフォーカスした
店舗図面作成や実査想定問答を踏まえれば
風俗営業専門の行政書士に依頼すべきでしょう

学生時代、歴史の試験勉強で
古代史のアウストラロピテクスを勉強するような
そんな非効率な対策をビジネスでやってはダメです

重要なことは2割だけ
その2割をマスターすれば
満点は取れなくても80点は取れて合格です

そして試験同様に合格するだけではなく
合格後にどのような可能性を広げるかが
重要なのは風俗営業ビジネスでも同じです

取るべき許可は早く確実に取得して
ビジネスを拡大することに注力すべきです

それではまた!

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