風営紳士録2.0

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オンラインカジノと岸田トークンとの共通性

皆さん、こんにちは!

東京都新宿区の風俗営業専門やたべ行政書士事務所です。

この週末、ネタかと思っていたら本当だったと驚かされたと話題のニュースがこちら。

ちょうどツイッターではお金配りオジサンがWeb3.0への投資を表明していたこともあり、最近低迷していた仮想通貨クラスタを中心に燃料投下と盛り上がっていました。

とはいえ、ネット集合知では直ぐに穴も指摘されていました。

「ブロックチェーンやNFT、メタバースなどWeb3.0の推進のための環境整備を含め新たなサービスが生まれやすい社会を実現いたします」とは、岸田首相の言葉ですが、何とも流行り言葉を並べただけの素人感が否めません。

例の「インベスト・イン・キシダ」でもそうでしたが、保有資産に株式が一切ない政治家の言葉として上滑りしがちです。

今回の岸田トークンの仕掛け人であr自民党青年局の小倉青年局長は「青年局は社内ベンチャーだ。新しいことに取り組むことで、政治のあり方を変えていく大きな第一歩になればいい」と話しています。

まあ、こうして新しいことに取り組む事は結構なことですし、新しい挑戦ゆえの試行錯誤は仕方がないと思います。

ただ、これだけは看過できないなと感じたことがあります。

いやーこれはないわ。百歩譲って会合に出席した技術に疎い議員のエラーは許されても、無届違法業者使って政府主導のイノベーションとか笑わせんなよって話です。

SNS上での批判を受けて、NFT発行会社が以下のようなプレスリリースを発表。

まあ、そう言い訳するわな(笑)

海外居住者なら無届取引所で仮想通貨・FXやろうが、トークン調達しようが日本国の法令適用外なのは当たり前だろっての。

実際に金融商品取引法違反で罰せられたり、警告書発せられたりしている事業者もいるんだから、一切関わるんじゃねえって話だろうが、大丈夫か自民党?

守らなくていいなら最初から規制しないで民間企業にやりたいようにやらせれば良いだけです。

こうした海外の違法無届金商業者は、言うなれば海外違法オンラインカジノ業者と同じです。

ブロックチェーンやメタバースなどのWeb3.0の技術が活用されれば、間違いなくより良い世界になっていくとは思いますが、その途上でのバランス感覚には十分気を付けていきたいものですね。

やたべ行政書士事務所は風俗営業に携わる皆さんをいつでも応援しています!

それでは、また!

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