風営紳士録2.0

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続・前澤社長に学ぶ評価経済社会の世論操作

改革者のツイート

 

こんにちは

東京都新宿区の風俗営業専門
やたべ行政書士事務所です

 

ZOZO前澤社長に学ぶシリーズの第二弾です

 

1億円あげちゃうキャンペーンに続き
またもや前澤社長が物議をかもしそうな
ツイートを行っていました
※投稿後に削除されたうえで
ツイッター休止宣言されました(2/7追記)

価格戦略、世論形成の参考になるので
前澤社長のツイッターをケースとして
再度取り上げてみたいと思います

 

まずはこちらのツイートをご覧ください

 

 

 

 

 

皆さんの意見はいかがでしょう?

 

消費者の立場としてなら
少しでも安く手に入れたい
当然これが本音でしょう

 

一方で売り手の立場としては
低価格のイメージが
消費者に定着してしまうと
利益が薄くなってしまうので
何としても回避したいところです

 

もっとも前澤社長のフォロワーは
大部分が消費者としての意見でしょうから
アンケートを取るまでもありません

 

一応二択になっていますが
回答の表現からしても
どちらを選択させたいかは明らか
事実上の誘導尋問です

 

それなのにもかかわらず
なぜ前澤社長はアンケートを取るのでしょう?

 

このアンケートを行う理由として
以下のようなツイートも行っていました

なるほど、前澤社長としては
業界のために誠実に取り組みたいが
取引先撤退がつづいているので
改めて消費者の声に耳を傾けよう
こういうことでしょうか

 

インフルエンサーとは何か

 

前澤社長のこのアンケートに対する
私の第一印象はフォロワーとしての
消費者に向けられたものではない
というものでした

 

もちろん私も消費者としての立場では
少しでも安く良質なものを入手したいです

 

一方で事業者の立場としてなら
安売りすることの怖さということも
十分理解しています

 

アパレル業界では
「ブランドを守る」と表現されますが
要するに「高価格で売れるようにする」
ということと同義です

 

これは風俗営業などのサービス業でも同じです

 

銀座のクラブで出されるビールと
居酒屋のビールで品質に違いはありません

 

お店の空間演出や接待の有無
何よりも消費者の体験価値が違うから
同じビールが10倍以上の価格差でも
経済活動が成り立っているのです

 

ツイッターなどのSNSで
「同じビールなのだから
銀座のクラブでも居酒屋と同じように
良心価格で提供すべきと思うか」
などとアンケートを取るまでもありません

 

消費者としての結論は分かりきっています

 

でも前澤社長は公開アカウントで
あえてアンケートを取っています

 

これはフォロワーの意見を知りたいのではなく
ZOZOの方針に従わない取引先に対する
警告なのではないかと推測しています

 

ZOZOTOWNでの値引き販売を受け入れない
アパレルメーカーが撤退していることが
ニュースで報道されているせいか
ZOZOに迎合しないメーカーも
マスコミに登場するようになっています

 

彼らはみな「ブランドを守る」
異口同音に唱えています

 

要するに高付加価値
プレミアム価格で販売することに
マイナスに働くような販路
敢えて絶つということでしょう

 

このような事業者に対して
旧態依然とした業界の闇を内包する
悪役との心証を消費者に与えて
事業者をけん制するのが目的ではないか
そんな可能性を考えています

 

そしてこのような警告
報復措置を匂わせることで
ZOZOTOWNから離反する事業者に
萎縮効果を与える力こそが
インフルエンサーたる所以です

 

インフルエンサーのもつ力とは
単にフォロワー数が多いことではなく
消費活動や世論に影響を与える力です

 

前澤社長が1億円キャンペーンを行ったのは
記憶に新しいところです

 

また1億円キャンペーンの第二弾も
ちらつかせているアカウントでの
アンケートでフォロワーが
前澤社長の意図を
忖度しない訳がありません

 

前回の1億円キャンペーンの
100万円当選者は皆
前澤社長を礼賛した上で
前澤社長の意図を忖度した
情報発信を行っています

 

今後のキャンペーン当選目的の
予備軍フォロワーは一斉に
前澤社長の意図を忖度した
アパレル業界改革を
情報発信していくでしょう

 

世論操作に必要なこと

 

ここで前澤社長から学ぶべきは
世の中を変革するために
どのようなことを行うべきかです

 

世論操作といっては言葉が悪いですが
このように正論を言っているようでいて
自分の利益につながるようにもっていく
機会主義的な政治力はとても大切です

 

こちらの映像を見てください

爆弾をつくっていたテロ組織のアジトでも
暴力団事務所でもありません

 

機動隊がチェーンソーで突入したのは
時間外営業による風営法違反のキャバクラです

 

もちろん時間外営業以外にも
ぼったくりなどもあったのかも知れません

 

同じ風営法違反でも
クラブ(踊る方)の時間外営業は
「ダンスは文化だ」と文化論に持ち込み
ナイトタイムエコノミーなどの経済政策で
法改正を勝ち取りました

 

警察権力とガチンコでぶつかれば
絶対に勝てません

 

ダンスは文化論、経済政策と絡めることで
政治家や文化人、アーティストなどから
世論形成を行っていったのです

 

こうしたアプローチは前澤社長と同じ
インフルエンサーパワーを利用した
世論操作でもあります

 

風俗営業においては
このような狡猾さ
権謀術数も時として必要です

 

何も法改正のような大ごとではなく
風俗営業許可においても同じです

 

行政が判断する時
全く同じ事案というのはありません

 

似たような事案でボーダーにある際
許可・不許可を決めるのは狡猾さです

 

馬鹿正直に全て説明すれば不許可
社会的サービスとして説明すれば許可
そんなケースも少なくありません

 

どうか時間外営業のような違反行為で
とりかえしのつかないダメージを
受けることがないようにしてください

 

前澤社長のように狡猾に
世の中を変えていきましょう!

 

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