3.11に誓う風俗営業専門行政書士の闘魂
月の魔力が誘う闇
皆さん、こんにちは!
東京都新宿区の風俗営業専門やたべ行政書士事務所です。
新型コロナウイルスによる影響がなかなか収束しません。
当初は大ごとにするのを躊躇していたWHOも、世界的流行であるパンデミックとなる可能性を示唆し始めました。
2020年3月11日時点で、感染は世界107か国にまで広がり、感染者11万人・死者4200人以上に及んでいます。
世界経済への影響も甚大で、3月9日のNY株式市場では2000ドルを超える暴落により、一時取引停止となるサーキットブレーカーが発動しました。
負の連鎖として、OPEC加盟国と非加盟国の足並みが揃わず、原油減産が頓挫して原油安パニックが世界的な経済パニックに拍車をかけています。
世界の原油の価格を維持する為、生産量の減産で需給バランスを調整してきた慣例をロシアが反故にし増産すると伝えました。
これまでであれば、このような状況ではサウジが調整を行う局面なのですが、ロシアがOPECの減産合意に応じなかったことに対しサウジアラビアのムハンマド皇太子がブチ切れたと言います。
このムハンマド皇太子はサウジアラビアの近代化に向けて数々の取り組みを行い、ソフトバンクビジョンファンドへの出資者としても有名ですが、一方でジャーナリストのカショギ氏殺害への関与を疑われた方でもあります。
ロシアに面子を潰されたことで、これまで減産の必要性を説いていたサウジアラビアも逆に目いっぱいまで原油を増産すると言い出しました。
これはプロレス技でいうと逆四の字固め、自分も痛い思いをするがそうまでしてでも相手にも苦痛を与えようとする手法ですね。
これらの歴史的な株価暴落や原油暴落を迎える3月8日の夜はひときわ綺麗な月明かりが世界を照らしていました。
地球と月の距離が軌道上もっとも近接するスーパームーンと呼ばれる瞬間を迎え、通常よりも大きく・明るく月が見えるタイミングです。
月が持つ魔力が我々をもう一つのパラレルワールドに誘うかのように、世界経済の混乱とともにパンデミックの恐怖へと陥れようとしているのかも知れませんね。
興行イベントへの打撃
政府の大規模イベント自粛により、3月の興行イベントは殆どが中止・延期となっています。
ビクターロック祭り 2020
3月20日(金) 中止
ツタロックフェス 2020
3月21日(土) 中止
KNOTFEST JAPAN 2020
3月20日(金)、21日(土) 延期
Download Japan 2020
3月29日(日) 未定
ニコニコ超会議2020・闘会議2020
4月18日(土)、19日(日) 中止
ネット会議として代替開催
今回の新型コロナウイルス流行が厄介なのは、この流行がいつ収束するのかが全く見えないところでしょう。
3月の一カ月間だけ自粛していれば良いのかという問題ではなく、先の見えない深い闇に落ちていくような感じすらします。
そんな中で、このような報道もなされていました。
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の高橋治之理事が、米ウォールストリートジャーナルの取材で、「新型コロナウイルスの感染拡大による影響で今夏の五輪開催が困難となった場合、1~2年の延期が現実的な選択肢だ」と回答したとの事。
ちなみにこの高橋理事は、元電通の専務でスポーツ利権の中心にいる方で、マイクタイソン招聘なども行ったスポーツビジネスのドンです。
そんな高橋理事の発言であれば、個人の見解とは言っても何らかの政策的な意図があると考えるのが自然であり、日本国内での正式決定を先取りするために米国大手ジャーナリズムにこのようなメッセージを発したと思われます。
ただ、これはあくまで開催国日本の組織委員会の都合が中心でしょう。
中止にすれば莫大な損害が発生するので何としても避けたいところというのは分かりますが、無観客や秋以降の年内実施もスポンサーの関係上避けなければならない。となると年単位でズラしたいのでしょうが、2年後はサッカーワールドカップもあるので何とも難しいところでしょう。
ただ、正直いくら開催国である日本が五輪開催を強行しようとしたところで、最終決定権はIOCであり、何より新型コロナウイルスが収束していなければまず予定通りの実施は行われないと思っておいて間違いないでしょう。そもそも選手が来日を拒む可能性すらあります。
仮に五輪が中止になった場合、経済的損失もさることながら、日本国民のマインドに暗い影を落とすことは間違いありません。
おそらく日本経済はそのまま不況に突入するでしょう。
五輪に向けて設備投資を行っていたインバウンド産業、ホテル・旅館、民泊などが壊滅的打撃を受けるでしょう。
既に新型コロナウイルスを理由にした旅館業での破産件数が報告され始めています。
世界的パンデミックとなるとサプライチェーンが麻痺しますので、製造業なども損害が大きくなると思います。
オフィス賃料が崩れることで不動産市況も悪化するはずです。
五輪景気に沸いて乱立した湾岸タワーマンション相場も暴落してもおかしくありません。
自分の住居として住み続けるのであれば、不動産価格は関係ありませんが、転売を考えていた方には手痛い誤算となるはずです。
消費は冷え込み、リストラの嵐が吹き荒れるかもしれません。
風俗営業をはじめ飲食・娯楽サービス産業に携わる方々だけでなく、大手企業に勤めるような方々も不況の津波が押し寄せるのです。
新型コロナウイルスの何が怖いって、体験価値とその共有という近年勃興したビジネスプロセスを破壊しつつある事。ライブ、旅行、体験型店舗、ライフスタイルホテル、大規模コンベンションにインスタ映えなど、体験価値を提供する事業が軒並み飛びかねない。
— ボヘカラ (@BOHE_BABE) March 10, 2020
9年目の誓い
・・・とここまで暗い未来をお話ししてしまいました。
なぜ、このような闇の深い話をしたかというと、特異日である「3月11日」に私がとても深い意味付けをしているからです。
実はこの拙文ブログも今回が100回目の記念すべき投稿で、100回目は「3月11日」にしようと決めていました。
9年前の今日、2011年3月11日の東北大震災が発生した日、そしてその後の福島での原発事故が発生した日、日本国の誰もがこのような暗い闇に襲われたはずです。
東日本大震災から9年です。これは9年前の今日、岩手県宮古市で撮影された津波の様子です。この動画を見れば、津波がどれほど恐ろしいものか分かると思います。人は1mの津波に巻き込まれたら助かりません。
【3.11東日本大震災】大津波の全記録(50市町村の津波映像)https://t.co/m0nFiHAw7I より pic.twitter.com/w3SESUsnq0
— 人が死なない防災 (@bosai_311) March 10, 2020
当時は節電が叫ばれ、街から灯りが消えていました。
風俗営業をはじめ、飲食・娯楽サービス産業はもちろん、日本はもう終わりかとも言われていたのです。
でも、実際にはどうだったでしょうか?
9年経った現在、コロナショックで暴落が続く東京市場の日経平均株価ですが、9年前の2倍以上の価格にあります!
9年前にはなかったテクノロジーを駆使して、テレワークによる在宅勤務が可能になっています。
物価インフレこそ実現していませんが、アベノミクスはしっかりと成果を出して、日本経済に明るい光を差してくれました。
だから、今日2020年3月11日に、もう一度9年前の教訓を学び、明るい未来に踏み出すボーダーとなる日としようではありませんか。
新型ウイルスも怖いですが、放射能だって同じように怖かったはずです。
でも、日本は乗り越えました。今回だって乗り越えられるはずです。
通常営業が出来ずに辛い思いをしている風俗営業の皆様、今こそ風俗営業魂をみせて踏ん張ってください!
一介のしがない代書屋ですが、津波の後に残った奇跡の一本松を目指し、私も風俗営業専門行政書士として持てる力の全力で出し切って支援して参ります。
明けない夜はない、未来を信じて進みましょう!
それでは、また!
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