風営紳士録2.0

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芸能人の薬物事件と風俗営業店への影響

芸能人の薬物事件

 

皆さん、こんにちは!

東京都新宿区の風俗営業専門やたべ行政書士事務所です。

芸能人の道端ジェシカさんが薬物所持で逮捕されました。

道端三姉妹として知られ、ファッションアイコンにもなっていたのに残念ですね。

容疑否認なので、真相は分かりませんが、事実ならしっかりと更生してもらいたいです。

行政書士会では暴力団等排除対策として、警察関係者を呼んで研修を定期的に行っています。

暴力団・半グレの活動状況のみならず、薬物事犯の取引実態や隠語なども教わります。

ですから、こうしたキラキラ系の人がパーティードラッグと呼ばれる合成麻薬を好むことは知っていました。

 

 

ダウナー系の街・新宿

 

行政書士事務所の密集地帯である新宿小滝橋通りは、かつてビニール盤のレコード屋の聖地でもありました。

当時からあるレコード屋の看板には、1960年代のロックバンドのアルバムジャケットが掲げられています。

ヴェルヴェット・アンダーグラウンドというバンドで、このアルバムには『ヘロイン』という曲が収められています。

新宿駅西口の大ガード脇の通りを大久保方面に歩むとき、なんとなくダウナー系の気持ちになります。

もう何十年もあの看板は掲げられていますが、何とも街並みに合っているんですよね。


画像出所:R-STORE TOWN NAVIより

キラキラな渋谷や港区がアッパー系なら、新宿はダウナー系といったところでしょうか。

ちなみに、ダウナー系の小滝橋通りを抜けた先の百人町・大久保エリアにやたべ行政書士事務所はございます。

もちろん、このエリアはヤクブーツはやめろ系です!


 

 

ナイトクラブと薬物

 

今回はホテルでの逮捕となりましたが、残念ながらナイトクラブなどが現場となることも少なくありません。

参考【芸能人の薬物とクラブ風評被害】

 

先日ご紹介したカラーギャング出身者が手掛けた歌舞伎町のクラブ。

参考【ギャングが集った歌舞伎町クラブ】

当時、仕事で営業中に訪れた際、偶然にも酒井法子さんを見かけてすごく驚いたことがありました。

逮捕前だったので、うれピーとか言ってるアイドルのイメージしかなかったので。

もちろん、沢尻さんも、酒井さんも、今はしっかりと更生されていると思います。

ただ、クラブ好きの芸能人が薬物で逮捕されると、クラブ=薬物蔓延というイメージが拡散されます。

何より、事件が話題となると風俗営業許可店舗への一斉立ち入りが強化されます。

 

 

世論の影響と警察の動向

 

同じく、歌舞伎町のSOD LANDが風営許可を取らなかった件について。

参考【風営法違反でSOD店に強制捜査】

ぶっちゃけた話、事業者なら誰もが分かり切っていることでしょう。

風営許可なんか取ったら、警察の立ち入りを拒めなくなります。

風営許可店に対する立ち入りは法令に基づいて行われるからです。

「接待」有無がどうこう言う以前に、従業員名簿を整えるのだって厳しかったと思います。

報道では、現役のAV女優を店員にしていたとありました。

撮影が無いときの収入をメーカーが支えるシステムだったのかも知れません。

いずれにせよ、従業員名簿から個人情報が把握されることは間違いありません。

正直、この手の性的サービスを売りにした無許可店は他にもたくさんあります。

そんな中、AV新法が世論で話題となったタイミングでSOD LANDが摘発されました。

やはりAV新法と何か関係あるのかなと勘繰ってしまいます。

芸能人の薬物事件などのような「善良の風俗と清浄な風俗環境」(風営法1条)を脅かす問題。

こうした問題が世論を騒がせると、関連する風営店舗での警察事案は比例して増加します。

薬物同様、風営法違反は捕まってからではダメージが大き過ぎます。

許可・届出手続きは事前にしっかりと対応しておいてください。

やたべ行政書士事務所は風俗営業に携わる皆さんをいつでも応援しています!

それでは、また!

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