風営紳士録2.0

ナイトタイムエコノミーを中心に、サービス現場のトレンド分析から警察の取締りや法令改正情報まで、風俗営業の最新情報を発信中です!

地味ハロウィンに学ぶ風俗営業許可申請の要諦

今年もこの季節がやってきた

 

こんにちは!東京都新宿区の風俗営業専門やたべ行政書士事務所です。

本日はハロウィン。日本でもすっかり定着しましたが、一方で渋谷などでの繁華街では傍若無人な仮装客の振る舞いが社会問題化しつつありました。

 

昨年の狂乱を受け、今年の渋谷区ではコンビニなどでのお酒販売の自粛を要請するなど規制を強化したようで、昨年ほどの混乱はなさそうです。ところが、このハロウィンの傾向は何も規制が強くなったからだけではなく、派手にコスプレしてはじけること自体が敬遠されつつあるようです。

一方で数年前から徐々に盛り上がりを見せてきていた「地味ハロウィン」なるトレンドにフォーカスが当たっています。

川崎市のハロウィンフェスに始まり、ここ数年ではナイトクラブでの年間最大イベントとなっており、ナイトタイムエコノミーを象徴するイベントにまで成長しました。

これまではコスプレした仲間同士で街に繰り出して夜通しはじけるというリア充の象徴のようなイベントでしたが、「地味ハロウィン」というどちらかというと陰キャ向けのイベントとして深みを増したのが令和元年のハロウィンではないでしょうか。

 

地味ハロウィンとは?

 

「地味ハロウィン」について下手に解説するよりも実際の投稿を見てもらった方が良いでしょう。ハッシュタグ「地味ハロウィン」で検索するとたくさん見つかります。せっかくなので少しご紹介させてください。

 

 

即位の礼の昭恵夫人

https://t.co/EPXeQZWyzM

 

店長みたいなバイト

https://t.co/v0eIlXbyvp

 

Rサイズを買ってLサイズのボタンをこっそり押すような人

https://t.co/GwVW73nHZ9

 

エスカレーターの手すりをきれいにする人

https://t.co/TXszMAuVSE

 

オフィスに待ち構える生保レディ

https://t.co/MdVOZp1ELL

 

オフの日のキャバ嬢

https://t.co/UPu4ZyWiVH

 

意識高いけど友達全然いない経済学部3年生

https://t.co/asyvDAyNja

 

洗濯物に非協力的な家族を持つ主婦

https://t.co/QQJTpzPmdo

 

いかがでしょう?秀逸な作品ばかりでついたくさん紹介してしまいました。

どれも日常の何気ない一瞬を捉えていて、じわ~っと来ませんか?インパクトある派手なビジュアルで勝負する通常のコスプレと違って、地味ハロウィンの場合は人間に対する深い洞察力がなければ共感を呼ぶことは難しいと思います。

コスプレテーマをみて、なるほど!あるある!と思える作品も少なくないはずです。

実はこの「地味ハロウィン」に限らず、インスタ映えならぬインスタ萎えなど、非日常ではなく日常を切り取りながら他者の共感を集める投稿作品がSNSでは多くなってきています。

ハロウィンなどの非日常を楽しむ体験価値は、SNSなどで共有され、共感を多く集めてこそ満足度が高まるとされています。

その意味では、非リア充・非モテ層などにフォーカスを当てたり、「地味ハロウィン」のように誰もが共感しうる日常を切り取ることで、SNSでのバズが起こるようになってきています。

 

 

風俗営業許可申請での共感創出力

 

風俗営業許可での許可申請でも「地味ハロウィン」から学ぶべきことがあります。

それは従来型の通常の陽キャラハロウィンタイプよりも、許可申請では陰キャラタイプの地味ハロウィンの方が許可率が高いということです。

まわりくどい言い方をしてしまい申し訳ありません。要するに許可権者側の考えさせる負担を軽減させて、最大公約数的に共感を引き出せるコスプレ(申請)をすべきということです。

例えば風俗営業許可の場合の添付書類の店舗図面。特殊なソフトを使用して作成したり、手書きの図面を作成して申請するとどうなるでしょうか。おそらく窓口となる所轄警察署の生活安全課の担当者レベルで「共感」が得られ辛いと思います。有体にいうと「行政書士の先生に頼んだら?」と言われてしまうと思います。

行政だけでなく、民間でも同じだと思いますが、許可・承認する人というのは過去の事例に照らして判断を行うのが通常です。まったく新しいパターンを自分の責任で考え、判断することを回避したがります。その意味では、「既視感」こそが許認可申請では大切ということになります。

新業態の店舗ではお客様にインパクトを与えたいというのが信条でしょうが、まずは営業許可を取らないことにはお客様に価値を提案することもままなりません。

かつてやたべ事務所でも通路をガラス張りの水槽にしてサメを泳がせたいとか、炎を吹くエントランスにしたいとか、さまざまなご相談がありました。

お客様への非日常体験としては素晴らしいと思います。でも、やたべ事務所の使命は確実に営業許可を取得すること。そのためには許可申請のときは許可権者の共感「いいね!」がもらえるかどうかを最重視します。

派手で見たことがない申請は、褒められてもいいね!の許可が下りない危険性があります。

その意味では、許可申請では「派手ハロウィン」より「地味ハロウィン」警察・公安の誰が見てもあるあると共感いいね!を貰えることが重要です。

地味ハロウィンからちょっと強引ですが、風俗営業許可申請でのヒントを述べてみました。少しでも皆様の参考にしていただければ嬉しいです。

それでは、皆様、ハッピーハロウィン!!

 

https://mdpr.jp/news/detail/1887844

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。