風営紳士録2.0

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地味ハロウィンに学ぶ風俗営業許可の要諦

今年もこの季節がやってきた

 

皆さん、こんにちは!

東京都新宿区の風俗営業専門やたべ行政書士事務所です。

本日はハロウィン。

とはいえ、コロナ禍でのハロウィンということで、昨年までのバカ騒ぎ状態とは打って変わった静かな街並みとなっています。

ここ10年来で日本にもすっかり定着していたハロウィンですが、ご存知の通り渋谷などでの繁華街では傍若無人な仮装客の振る舞いが社会問題化しつつもありました。

ハロウィン自体は夜の時間限定のイベントではありませんが、コスプレすることもあって夜に最高潮の盛り上がりを魅せてきた日本のハロウィン夜の経済・ナイトタイムエコノミー振興の象徴とされてきました。

その意味では2020年代の始まりと共に直面したコロナ禍による新常態によって、ハロウィンだけでなく夜の経済・ナイトタイムエコノミー振興のあり方も大きく変わるのかもしれません。

ロウソクの灯が消える最後の瞬間が大きく燃え上がるように、昨年までのハロウィンの乱痴気騒ぎはオールドスタイルでのハロウィンは最期の盛り上がりをみせていたのでしょうか。

 

日本でのハロウィン定着の中心的役割を担ってきたKAWASAKI Halloweenでは、今年は「うちで化けよう」をキャッチコピーに電脳空間でのオンラインハロウィンを提案しています。

コロナ禍での代替案としてだけでなく、2020年代から始まるニューノーマルとしてのハロウィンとなるのでしょうか。

在宅でのコスプレであれば、これまで派手なコスチュームに躊躇していた方のハードルを下げることにもなり、意外と裾野が広がるかもしれません。

一方で、数年前から徐々に盛り上がりを見せてきていたのが、派手なコスチュームではなく、あえて地味な仮装をすることでストーリーとして共感を生み出すことを狙ったのが「地味ハロウィン」です。

陽キャ仲間同士で派手なコスチュームをして街に繰り出すというのは、クラブでテキーラショットでウェイウェイするオールドスクールな楽しみ方に通じるものがあると言えるでしょう。

こうしたリア充の象徴のようなイベントとしてのオールドハロウィンに対するカウンターカルチャーのような存在として、「地味ハロウィン」が注目を集めつつありました。

コロナ禍での在宅ハロウィンの追い風によって「地味ハロウィン」ウィズコロナ時代のハロウィンの新常態となるのかも知れません。

今回は「地味ハロウィン」のアプローチで風俗営業許可のジミハロアプローチを考えてみました。

 

 

地味ハロウィンとは?

 

「地味ハロウィン」について下手に解説するよりも実際の投稿を見てもらった方が良いでしょう。

ハッシュタグ「地味ハロウィン」で検索するとたくさん見つかります。せっかくなので少しご紹介させてください。

 

【店長みたいなバイト】

https://t.co/v0eIlXbyvp

 

【Rサイズを買ってLサイズのボタンをこっそり押すような人】

https://t.co/GwVW73nHZ9

 

【エスカレーターの手すりをきれいにする人】

https://t.co/TXszMAuVSE

 

【オフィスに待ち構える生保レディ】

https://t.co/MdVOZp1ELL

 

【オフの日のキャバ嬢】

https://t.co/UPu4ZyWiVH

 

【意識高いけど友達全然いない経済学部3年生】

https://t.co/asyvDAyNja

 

【洗濯物に非協力的な家族を持つ主婦】

https://t.co/QQJTpzPmdo

 

いかがでしょう?秀逸な作品ばかりでついたくさん紹介してしまいました。

どれも日常の何気ない一瞬を捉えていて、じわ~っと来ませんか?

インパクトある派手なビジュアルで勝負するオールドスクールコスプレと違って、「地味ハロウィン」の場合は人間に対する深い洞察力がなければ共感を呼ぶことは難しいと思います。

コスプレテーマをみて、なるほど!あるある!と思える作品も少なくないはずです。

実はこの「地味ハロウィン」に限らず、インスタ映えならぬインスタ萎えなど、非日常ではなく日常を切り取りながら他者の共感を集める投稿作品がSNSでは多くなってきています。

ハロウィンなどの非日常を楽しむ体験価値は、SNSなどで共有され、共感を多く集めてこそ満足度が高まるとされています。

その意味では、非リア充・非モテ層などにフォーカスを当てたり、「地味ハロウィン」のように誰もが共感しうる日常を切り取ることで、SNSでのバズが起こるようになってきています。

 

 

風俗営業許可申請での共感創出力

 

風俗営業許可での許可申請でも「地味ハロウィン」から学ぶべきことがあります。

それは従来型の通常の陽キャのオールドハロウィンよりも、許可申請では陰キャラタイプの地味ハロウィンの方が許可率が高いということです。

まわりくどい言い方をしてしまい申し訳ありません。要するに許可権者側の考えさせる負担を軽減させて、最大公約数的に共感を引き出せるコスプレ(申請)をすべきということです。

例えば風俗営業許可の場合の添付書類の店舗図面。

特殊なソフトを使用して作成したり、手書きの図面を作成して申請するとどうなるでしょうか。

おそらく窓口となる所轄警察署の生活安全課の担当者レベルで「共感」が得られ辛いと思います。

もっとストレートな警察担当者だと「行政書士に頼んだら?」と言われてしまうと思います。

行政だけでなく、民間でも同じだと思いますが、許可・承認する人というのは過去の事例に照らして判断を行うのが通常です。

まったく新しいパターンを自分の責任で考え、判断することを回避したがります。

その意味では、「既視感」こそが許認可申請では大切ということになります。

新業態の店舗ではお客様にインパクトを与えたいというのが信条でしょうが、まずは営業許可を取らないことにはお客様に価値を提案することもままなりません。

かつてやたべ事務所でも通路をガラス張りの水槽にしてサメを泳がせたいとか、炎を吹くエントランスにしたいとか、さまざまなご相談がありました。

お客様への非日常体験としては素晴らしいと思います。

でも、行政書士の使命は確実に営業許可を取得すること。

そのためには許可申請のときは許可権者の共感「いいね!」がもらえるかどうかを最重視します。

派手で見たことがない申請は、褒められてもいいね!の許可が下りない危険性があります。

その意味では、許可申請では「派手ハロウィン」より「地味ハロウィン」アプローチで警察・公安の誰が見てもあるあると共感して貰えることが重要です。

「地味ハロウィン」からちょっと強引ですが、風俗営業許可申請でのヒントを述べてみました。

少しでも皆様の参考にしていただければと思います。

やたべ行政書士事務所は風俗営業に携わる皆さんをいつでも応援しています!

それでは、また!ハッピーハロウィン!!

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