風営紳士録2.0

ナイトタイムエコノミーから警察の取締りや法令改正情報まで、風俗営業の最新情報を発信中です!

起業家に求められるものとは何か

風俗営業MBA

 

こんにちは

東京都新宿区の風俗営業専門
やたべ行政書士事務所です

 

こちらの『風俗営業の経営学』シリーズでは
風俗営業をはじめ飲食・娯楽サービス業に携わる方々に
経営学のアプローチで情報発信していきます

 

経営学といっても難しく考えないでください!
元来、私自身が小難しい理屈は大嫌いな性分です

 

難しいことを難しく説明することよりも
難しいことを分かりやすく説明できてこそ専門家!
簡単なことを難しく説明するセンセイも多いのが事実ですが(笑)

 

このブログは巷で話題の風俗営業ニュースをはじめ
世間で注目される事象などを事例にして
経営学の考え方で読み解きながら
風俗営業の経営にも活かしていこう、というコンセプトです

 

 

時代を読む

 

2020年の東京オリンピック・パラリンピックやカジノ解禁など
時代の後押しもあり、風俗営業をはじめとした
産業としての飲食・娯楽サービス業に注目が集まっています

 

2016年の風営法改正以降、
ナイトタイムエコノミーなる言葉も大手新聞・マスコミにも
たびたび登場するようにもなりました

 

風俗営業を専門に25年以上取り組んできた専門家としては
この時代環境の変化をチャンスとして捉えていただき
風俗営業が産業としてしっかり認知されるためにも
風俗営業事業者の皆様の経営力が向上するための参考になれば幸いです

 

より強靭な経営基盤を築くことで
皆様も風俗営業事業がさらに発展するために参考になる
『風俗営業の経営学』(風俗MBA)を目指していきたいと思います!

 

 

起業家に必要なもの

 

記念すべき初回ののテーマは「起業家に必要なもの」です
といってもこの春に来日した著名起業家の言葉を紹介する受け売りです(笑)

 

2018年4月25日に早稲田大学経営大学院が中心となり
中国アリババグループ会長のジャック・マー(馬雲)を招聘し
在籍する学生起業家とのトークイベントを開催しました

 

 

 

トークイベントの中で、未来の起業家に向ける言葉として
「起業家にはビジョン
 そしてパッションが必要だ」と強調されていたそうです

 

「ビジョン」とは未来のこうありたいという理想の姿
「パッション」とは理想に近づくために取り組む情熱

 

ちなみに、この経歴は誰か分かりますか?

 

  • 高校受験に2回失敗
  • 3回目の受験でやっと大学に合格
  • 卒業後30回も就職活動に失敗
  • 警官になろうとした5人の応募者中、自分だけが断られる
  • ケンタッキーのスタッフとして24人の応募者中、自分だけが断られる
  • ハーバード大学に10回入学を断られる
  • 40社以上の企業を創業し、いずれも失敗

 

・・・そう、一代で中国にIT帝国を築き上げた
稀代の起業家ジャック・マーの経歴です

 

Wikipediaより

 

決してビジネスエリートではなかった
ジャック・マーの言葉だからこそ
「ビジョンとパッションが大切」との言葉は
グッと胸に刺さります

 

 

風俗営業のビジョンとパッション

 

では風俗営業における
「ビジョンとパッション」はどんなものでしょう?

 

もっとも分かりやすく形になったのは
2016年の風営法改正でしょう

 

深夜0時(深夜1時)を過ぎると営業が禁止され
ダンスクラブ営業が規制される現状に対し
「なぜダンスを踊ってはいけないのか?」
という素朴な疑問のもと
「ダンスが踊れる社会を目指す」ビジョン
「時代へのミスマッチを検証する」パッション
世論、そして国会を動かしました

 

 

不合理な規制だと嘆くだけでなく
しっかりと声を上げ、情報発信することで
社会を変えることができることを証明しました

 

この原動力になったものは
風俗営業をはじめとした娯楽サービス業や
エンターテイメント産業に携わる人々の
「ビジョンとパッション」があったからでしょう

 

2020年そしてその後の日本において
ものづくりやITなどの分野だけでなく
風俗営業の分野からも起業家が輩出してもらいたい
そう私は願っています

 

起業家に求められる「ビジョンとパッション」
風俗営業をはじめ飲食・娯楽サービス産業でも
素晴らしい資質をもった方がたくさんいます

 

是非、皆様も志高く事業に取り組んで
未来を切り開く起業家を目指してください!

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