風営紳士録2.0

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ハロウィンにガサ入れしない噂は本当か?

客入りが見込める日

 

こんにちは

東京都新宿区の風俗営業専門
やたべ行政書士事務所です

クラブ、ディスコなどの風俗営業で
一番客入りが見込める時期をご存知ですか?

店舗の記念周年パーティ
クリスマス
大晦日

お祭りごとは多くあれど
近年、圧倒的な集客が誇るのが
ハロウィンです!!

まぁタイトルを見れば分かりますね(笑)

今年もハロウィンの季節がやって参りました

非日常を楽しむ空間としてのクラブは
同じく自分ではないモノになれる
ハロウィンととっても親和性があります

もっとも自分ではない自分
もう一人の自分になってしまうと
つい羽目を外し過ぎてしまうのも人のサガ

ハロウィン直前の先週末の渋谷では
大混乱の末、逮捕者までも出してしまいました

 

地元商店街の人たちは
暴徒と化したハロウィン仮装集団に嫌気し
早々に店じまいをしていたようです

 

非日常を売る商売

 

ただ、このような祭りごとは
普段、街に繰り出さない
新しい層がナイトライフの楽しみを知る
絶好のチャンスでもあります

特にクラブ・ディスコなどは
ここ数年のハロウィンの盛り上がりから
もっとも恩恵を受けていた産業の一つ

どの店舗もハロウィンに向けて
気合を入れて取り組んでいます

普段はクラブなど行かないような層
この層にアプローチできるチャンスが
ハロウィン等の祭り時なのです

既に死語となりましたが
週末金曜を「華金(ハナキン)」と呼びました

特にバブル期は週末に羽を伸ばす
会社員を形容する言葉として流行りました

最近でも「プレミアムフライデー」がありました
こちらはまだ死語とはなっていませんが(笑)

このように特別感を出すことで
今日は仕事を忘れて遊ぼよ
羽目を外して楽しみましょうと働きかけ
飲食、娯楽などの消費喚起がなされてきました

風俗営業をはじめ飲食・娯楽サービス業は
他人と一緒に消費されないと
満足度が得られない産業でもあります

まったくお客さんが入っていないクラブや
レストランだと、どんなに食事や雰囲気が
良くても不思議と物足らないものです

これはインスタグラムなどのSNS投稿で
「いいね」が集まらない時と同じように
自己承認、自己愛にも関わる部分で
風俗営業ビジネスの面白さです

ハロウィンだと
仮装が許されるくらいですから
普段行かない・行けないお店に行っても
なんら抵抗感を感じない

 

装置産業であるクラブ

 

ここに目を付けたのが
クラブ業界でした

クラブのような店舗を構え
お客さんの入りで勝負が決まる産業を
装置産業と呼ぶことがあります

スポーツジムなども装置産業で
最初に設備を構え
あとはひたすら入会者数を増やしていき
退会者数以上に入会者数を獲得すれば
非常に利益が高まるのが特徴です

クラブも店舗設備を構えるので
家賃などの固定費は掛かりますが
あとはお客さんがどんどん入れば
食材などの変動費はそこまでかかりません

エントランスで3,000円程度確保し
あとは放っておいても(失礼)
勝手に楽しんでくれるのが
クラブのビジネスモデルの強みです

プラカップの薄いカクテルで
満員電車のようなすし詰め状態の中
爆音を聴かされ座ることも出来ない

考えようによっては
サービス業の逆張りのような空間が
「非日常体験」として価値があるのです

このような「非日常体験」にとって
一番大切なことは雰囲気づくり
つまり「日常」の素にもどるような
シラける要素を排除することです

その大前提として
たくさんの客入りで
皆、楽しそうにしていることなのです

爆発的な集客が見込めるハロウィン
クラブなどの装置産業にとって
とても追い風になるブームでした

 

ガサ入れがない日

 

ここで記事タイトルの件に触れます

ハロウィンやクリスマスなど
通常よりも集客が見込める際に
警察による摘発取締りはない、という
都市伝説がありますが
これは本当でしょうか?

もちろん、建前からすれば
そんなことはあり得ません

ただ、実際のところは
かなりの確率で当たっていると思います

理由も明確です

年越しの大晦日はもちろん
クリスマスやハロウィン
多くの人出があるため
他の業務を行っている可能性が高いからです

警察も摘発を行う以上
しっかりと成果を出すことが求められます

ハロウィンのような
通常時とは異なる営業状態での
立ち入りは証拠能力として
不十分になる可能性があります

綿密に内偵し、裏を取ってから摘発する上で
あえてハロウィンやクリスマスのような日を
設定する積極的な理由は見当たりません

ただこれは街の人出がイレギュラーな時を
避けるという意味ですので
店舗アニバーサリーである周年記念日などは
例外となるかもしれません

実際、2016年の風営法改正以前のクラブでは
深夜のクラブ営業が禁じられていましたが
ハロウィンや大晦日などは何処の店舗も
時間外営業を行っていましたが
当日に摘発を受けたということは
聞いたことがありません

一方で店舗アニバーサリーや
オーナーの誕生日に
警察の立ち入り調査がお祝いに来たことは
意外によく聞く話でした

もっとも、法律上は記念日には
違反行為を行っても良いなんてことは
書かれていませんので
あくまで都市伝説として受け止めてくださいね

それでは皆様、素敵なハロウィンを!

 

“Crazy Party Night ~ぱんぷきんの逆襲~” きゃりーぱみゅぱみゅ

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