風営紳士録2.0

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Colaboの煽りでトー横キッズ一斉補導

一斉補導のColaboアノマリー

 

皆さん、こんにちは!

東京都新宿区の風俗営業専門やたべ行政書士事務所です。

先週、新宿歌舞伎町の「トー横」で警視庁の一斉補導がありました。

かつてのコマ劇広場である、TOHOシネマ前の広場。

ここに集まる少年少女は、トー横キッズと呼ばれています。

トー横キッズの一斉補導は、昨年末も実施されました。

参考【トー横界隈で一斉補導】

科学的根拠で説明できない法則をアノマリーと呼びますが、歌舞伎町の補導はColaboアノマリーとも言えますね。

昨年も触れましたが、どうやら若年女性支援団体Colaboが話題になると、歌舞伎町で一斉補導が実施されるようです。

今回もColabo代表の仁藤夢乃さんが「危険な状態に少女たちを放置しているのは行政の責任」と訴えた直後、歌舞伎町での一斉補導が実施されました。

 

 

トー横キッズの争点化

 

風営許可店に対する立ち入り同様、世論に敏感に反応するのが生活安全を担う行政警察活動の特徴です。

風営法の目的でも「少年の健全な育成に障害を及ぼす行為を防止するため」(1条)と明記されています。

Colaboは新宿区役所前のスペースでバスカフェ活動を行っていましたが、この活動の中止撤回を東京都と新宿区に要望しています。

トー横キッズ問題は、昨年実施された新宿区長選挙でも争点となりました。

参考【「夜の街」風俗営業政策を問う新宿区長選挙】

この際、候補者であった依田花蓮さんはトー横キッズ問題への全面的コミットを掲げたのに対し、現職の吉住健一区長は慎重な姿勢を示しました。

依田花蓮さんは現在、れいわ新選組の参議員ローテーション繰り上げ待ちで、今回のColaboにも全面的に賛同しています。

今週29日(水)のバスカフェ実施再開をColaboは要望していますが、実施されるかは未定です。
 

新宿区議選の試金石

 

このColaboバスカフェ問題に関し、新宿区議会議員らのSNSを一通りチェックしました。

日本共産党関係者を除き、真正面から賛否姿勢を示している人は少ないように感じました。

正直、Colaboネタは鬼門だと思っているのではないでしょうか。

実は数年前にも、Colaboと自民党議員はトラブルになっています。

仁藤夢乃さんはキモイおじさんのセクハラなどと揶揄した動画までつくって糾弾していました。

こうしたColaboの姿勢に賛同するにせよ、反対するにせよ、ここは政治家としての見識が問われる局面です。

来月4/23の新宿区議会議員選挙の結果に直結するのがColaboのバスカフェ問題でしょう。

この問題に一切触れずに、桜が満開で綺麗だとか、WBC感動したとか、人畜無害なSNS発信でやり過ごすのも政治家の処世術でしょう。

ただ、選挙民は見ています。

選挙前だけ駅前、スーパーで街頭挨拶しても、本当に地域の課題を解決する気がない候補者は見透かされます。

ポスター当選だけで、何の活動もしていない議員はそれでも良いのかも知れません。

でも、信念をもって政治に取り組もうとする新宿区議会議員の候補者には、Colabo問題へのはっきりとした姿勢を示してもらいたいものです。

やたべ行政書士事務所は風俗営業に携わる皆さんをいつでも応援しています!

それでは、また!

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