バズリの代償としての公開処刑
海の男たちの野性の勘
皆さん、こんにちは!
東京都新宿区の風俗営業専門やたべ行政書士事務所です。
岸田総理を狙ったテロ映像が広く報道されました。
暗殺未遂事件
岸田首相の演説直前に爆発音
首相は無事 容疑者逮捕
和歌山の漁港のおっちゃん
SPより強い説 pic.twitter.com/zXAoQ6cVk8— エビグラ (@rainrain888888) April 15, 2023
海外ならその場で射殺されてもおかしくなかったでしょうね。
田舎では見知らぬよそ者が居ると直ぐに気づかれます。
浅黒く日焼けした漁港関係者の中で、色白い若者がカバンから何か取り出して投げる。
取り押さえたおっちゃんらは「見慣れぬ奴がいるな」と最初から警戒していたそうです。
東京の繁華街ではあり得ないことですが、田舎の特性が良い意味で発揮されました。
第1次産業に従事する海の男たちの危機対応力の高さに感心させられた週末でした。
歪んだ自己顕示欲の暴走
一方、この週末は世も末な事件映像も配信されました。
【殺人未遂容疑】コンビニ店員刺した男「バズってやる」、犯行をライブ配信か 北海道https://t.co/HcbQkynqIU
配信を見ていた人によると、男は配信サイト内のランキングで思うような結果が得られなかったなどと話し、「事件を起こしてバズってやる」と言った直後、家を出て犯行に及んだという。 pic.twitter.com/qF0kz5yHn3
— ライブドアニュース (@livedoornews) April 17, 2023
こちらは政治思想犯でもなければ、単なる金銭奪取でもなく、バズらせ目的とのこと。
再生・コメント欲しさに強盗殺人未遂を実況配信したとのこと。
解説にある「歪んだ自己顕示欲」と呼ぶには余りに反社会的で身勝手な愚行です。
海外でも、こうした無差別殺人を実況配信した事件がありますが、犯人は射殺されて終わるのが通常です。
岸田総理のテロ犯といい、バズらせ殺人未遂犯といい、日本の司法手続きで裁かれることに感謝して貰いたいものです。
隣国であれば、間違いなく公開処刑されています。
迷惑系立候補者の主張
この週末には統一地方選後半戦も開幕しました。
バズらせ目的の迷惑系YouTuberとして有名だったへずまりゅう氏が「高齢者に厳しい社会へ」を訴え、豊島区議に立候補。
元迷惑系YouTuberのへずまりゅう氏が出馬した東京都・豊島区議選が話題です。16日、JR池袋駅前での同候補の第一声は「ジジイ、ババアは道を開けろ! 」というもの。「高齢者に厳しい社会へ」を公約に掲げる同候補を区民はどう判断するのでしょうか?
https://t.co/ZpSvstUla0 #日刊ゲンダイDIGITAL— 日刊ゲンダイDIGITAL (@nikkan_gendai) April 17, 2023
当ブログでは、少子化対策の反射として高齢者優遇を批判する主張を取り上げてきました。
「強行して、ジジイババア共の精神性の部分から叩き直すしかない。日々の生活の中で、もはや老人よりも子供の方が社会は大事にしてるんだ、と」
参考【統一地方選挙に向けての一考察】
「制度趣旨を理解しないクソみたいな意見を言う奴等は端から叩き潰してゆかなければならない」
参考【スマホを捨てよ、町へ出よう!】
こうした攻撃的主張を繰り返してきた者にとって、へずまりゅう氏はまさに代弁者となる存在ではないでしょうか。
へずまといっしょにするな!と怒られそうですが、客観的に見てかなり同レベルの発言であるように感じます。
もちろん、行き過ぎた高齢者優遇政策は改めるべきですし、少子化対策はしっかりと取り組むべきです。
ただ、どのような主張も必要以上に攻撃的にすると、へずま氏と何が違うのか分からなくなってしまう人もいると思います。
代償としての公開処刑
政府認定がなされた大阪IRカジノについても週末にニュースがありました。
大阪IRのイメージ動画 “許可なく”奈良美智さんや村上隆さんの作品使った疑い 大阪府市が利用を停止 #FNNプライムオンライン #関西テレビ https://t.co/8ImPCvjTdM
— FNNプライムオンライン (@FNN_News) April 17, 2023
パクリ発覚でいきなり出端を挫かれるのは、東京五輪2020を想起させますね。
画像:AOMORI GOKANより
私も報道で初めて知りましたが、たしかに『あおもり犬』なる作品は、IRイメージ図にあるオブジェそのものですね。
こうした完全にクロの場合、「可能性がある」とかごまかさないで素直に認めて謝罪することが最善です。
見栄っ張りな人間は、「下手に謝罪すると相手の要求が高くなる」などと自分に都合よい言い訳をしがちです。
芸術家・デザイナーにとってのデザイン盗作は、専門家・研究者にとっての創作・アイデア盗作と同じです。
バレるとその道のプロとしてのプライドが傷つけられ、非常に恥ずかしいという気持ちになるのは分かります。
ある意味、盗撮・痴漢で捕まった時のような感覚に近く、何があっても認めてはダメだと思うのかも知れません。
ただ、盗撮・痴漢同様に、多くのパクリは「バレないだろう」と思ってやっていることが殆どです。
実際、バレないことの方が多いのでしょうが、実際にバレて大事になってしまうと、もう後戻りできなくなってしまいます。
最後までパクリを認めずに逃げ切ろうとすればするほど、SNSでの公開処刑はどこまでも追いかけてきます。
パクリ屋の好きな言葉
今回、大阪IRカジノのイメージ図で問題となったのは、奈良美智さんの『あおもり犬』だけではありません。
村上隆さんは世界的にもかなりのビッグネームです。
おそらく、村上作品はパクられることなど日常茶飯事でしょう。
そうなるとパクられたこと自体が問題視されるのではなく、その後の対応こそが問題になるのではないでしょうか。
パクリ行為そのものではなく、その後の対応に怒りを覚える、私ならそう思います。
ガタガタ騒がれたから、逆に嫌がらせしてやろうなど愚かな行動にでると、永きに渡り公開処刑を受けることになりかねません。
パクリ屋がパクリ疑惑で叩かれる同類を目にしたとき、よく口にする言葉があります。
『あおもり犬』に「酷似っていうか、最初からそのオマージュじゃろ。」
オマージュとは、元ネタ作品への敬意がある場合です。
たしかに、元ネタの存在を認めている人までパクリ疑惑と言ってしまうと可哀そうですね。
炎上CM「若者よ、選挙に行くな!」に今度は盗作疑惑 制作した「たかまつなな」はどう答えたか #デイリー新潮https://t.co/k8YjDaOolG
— デイリー新潮 (@dailyshincho) April 14, 2023
では、元ネタの存在を認めているたかまつなな氏はどうして責められるのでしょうか?
そもそも米国CMの丸パクリの「若者よ、選挙に行くな!」の啓発CMをプロデューサー的にしたり顔して語ってしまったからではないでしょうか。
高齢者との分断を煽るつもりはないとか、取ってつけたような言い訳をしながら、社会的問題提起をするインフルエンサーを気取ったことが炎上の原因だと思います。
要するにたかまつなな氏によって、分断・悪役にされたと受け取った側から恨みを買い、パクリ屋と糾弾するに至ったのだと思います。
お前パクリ屋の分際で、あたかもバズリ作品を自分で仕掛けたかのように振る舞ってんじゃねえよ、と。
いずれにせよ、攻撃的な内容はバズるかも知れませんが、恨みを買うということでしょう。
へずま氏は覚悟できているのでしょうが、いざとなって胡麻化して逃げ回っても、野性の勘に優れたSNSでヘッドロックされてしまっては、もう公開処刑から逃れられません。
過ちては改むるに憚ること勿れ、ですね。
やたべ行政書士事務所は風俗営業に携わる皆さんをいつでも応援しています!
それでは、また!
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