ぼのぼのですよの不動産会社で偽装請負か?
ぼのぼのですよとは
皆さん、こんにちは!
東京都新宿区の風俗営業専門やたべ行政書士事務所です。
おは養分!
新年度がスタートし、新たな環境で新生活をスタートさせた方もいらっしゃると思います。
ただ、上京したての新入生や新社会人がトラブルに遭いやすいのもこの時期です。
情報弱者を相手にした詐欺商法では、カモとなる対象を「養分」と呼ぶことがあります。
経営学では収益を支える事業を「金のなる木」と表現するので、的を射た表現だと思います。
冒頭の「おは養分!」で始まるYouTubeチャンネルをご存知でしょうか。
不動産売買仲介を手掛ける実業家ぼのぼのですよさんのチャンネルで、その香ばしい企画内容が人気です。
事故物件だけでなく、詐欺やマルチ商法の糾弾をテーマにするなど、ダークヒーロー的な存在と言えます。
リアルおは養分企画?
そんなぼのぼのですよさんの会社での内定取り消しが話題になっています。
今回ぼのぼのですよ@bonobonodesuyo 氏が代表取締役である株式会社ネクサスプロパティマネジメントから
入社7日前に内定を急遽取り消された件についてまとめました。https://t.co/qJ6bcNVWs3 https://t.co/czn6GCw0X2— たぬき (@vwXKPTYnx8XUbtf) March 30, 2023
ぼのぼのですよこと廣兼 卓真が代表をつとめる株式会社ネクサスプロパティマネジメントが経営悪化。社長と連絡がつかなくなり社員も給料が支払われない。
また詐欺求人で偽装請負契約をした23名の内定を一方的に取消し。
被害者が拡散希望されてます。https://t.co/3MlLACSlkj https://t.co/MzafonAgl4 pic.twitter.com/g6YZadLxyG— ピカじろう (@BrendonHoward10) March 30, 2023
ぼのぼのですよさん本人垢でも、事実と認めたうえで誠実に対応することを発信していました。
弊社の内定取り消しの件でお騒がせして申し訳ありません。私の口から説明させていただくのでもうしばらくお待ちください。
内定取り消しで金銭的な被害を受けた方には全員補償をさせて頂きますのでご安心ください。
週明けより全員に補償内容の提案の連絡をしていきます。— ぼのぼのですよ (@bonobonodesuyo) March 31, 2023
過剰な投資は危険信号
やはり経営、特に多額の借入金で財務レバレッジを利かせているビジネスの舵取りは難しいですね。
設備資金を借入金で賄うのは合理的ですが、毎月の運転資金を借入金ベースで考え始めると危険です。
運転資金がショートしてしまうと黒字でも倒産してしまいます。
ぼのぼのですよさんの場合、拝金主義者であることでブランディングしていました。
結果論ですが、SNSの認知度狙いだとしても、やはり過剰な投資をしてしまうと資金繰りに窮することになります。
新事務所完成。
これは新しい2つの応接室。
テーマは和室とラウンジ。
ぶち飛んでるだろ? pic.twitter.com/vkr8rMgdbz— ぼのぼのですよ (@bonobonodesuyo) February 2, 2023
被害を避けるリテラシー
トラブルに遭わないためにはリテラシー、つまり情報の収集・理解・判断能力が必要です。
「情報弱者の養分」と言うと言葉がきつく感じられますが、そもそも対消費者向けのBtoCビジネスなど、「情報の非対称性」で成り立っているビジネスが少なくありません。
一般の消費者が自分で処理するにはあまりに非効率的な情報の場合は商機が存在することになります。
不動産仲介などはまさに「情報の非対称性」がビジネスモデルの本質でしょう。
そう考えれば、今回の内定取り消しとなった被害者含め、今後の成長への教訓にして貰いたいとも思います。
インターネットをはじめとしたテクノロジーの力を借りれば、限りなく情報リテラシーを高められるのが現代です。
あとは社会保険の加入状況よりピンポイントになるけど、openworkに一切情報がない非上場の建設業や建設業関係の会社に就職を考える方は「経営事項審査結果の公表(経営審査でも可)」で会社名を検索すれば、入札参加資格のある会社なら、ある程度の財務状況は無料で誰でも見られるのでオススメ pic.twitter.com/iIOQ5mpLr7
— ちちお (@chachao3333) March 31, 2023
IRカジノの選挙争点化
大阪IRカジノも内定取り消しならぬ、認定が先送りとなりました。
住民投票を求める署名は20万筆以上。IRカジノ事業者との基本合意書は非公開。民意も契約の詳細もわからないまま、公金を注ぎ込むカジノを進めますか?この選挙が最後のチャンスです。認定へ突き進む大阪府・大阪市を私と一緒に止めましょう。https://t.co/3GZaQfwMtS
— 谷口真由美|大阪府知事候補 (@obachanmayumi) March 30, 2023
政府による認定が延期されれば、当然ながら開業時期もずれ込む可能性が出てきます。
IRカジノ開業を見込んで、事業投資を行っていた方々は困惑されていると思います。
IRは、エンタメ、ショー、スポーツ、シアター、国際会議場、国際展示場、美術館、日本文化発信拠点、商業施設、宿泊施設がある統合型リゾート。カジノは徹底したルールの下で厳格に実施。経済効果は年間1兆円、雇用創出効果9.3万人。観光戦略。国民負担率が増加する中、経済成長による収入増を目指す。 pic.twitter.com/aYLRYiS6ZJ
— 吉村洋文(大阪府知事候補者) (@hiroyoshimura) March 26, 2023
横浜でもそうでしたが、IRカジノは一般市民にとってイメージし易いためか、選挙の争点とされやすい傾向があります。
ただ、今回の認定延期は、選挙結果によって事実上の中止判断もあり得るのではないでしょうか。
IRカジノを巡る原野商法
IRカジノを巡っても魑魅魍魎の専門家・研究者が様々な発言を行っていました。
IRカジノ申請は、コロナ禍の何も先が見えない中で開始されました。
必死で諸々纏めた自治体や民間にとっては、原野商法に遭ったようなものでしょう。
政府の認定時期に関しても、IRカジノの専門家・コンサルタントも様々な予想を述べていました。
昨年12月末との予想もあれば、年度末3月との予想もありましたが、結果的にはどちらも外れたことになります。
専門家としてしっかり分析して発信した内容なら、どちらの予想も別に責められるべきことではありません。
ただ、専門家としての自分の評判を高めたいばかりに同業者の予想を罵倒するような輩はいただけません。
また、ろくに調べもせずに結果的に違法行為につながるような発信は戒めるべきでしょう。
コロナ禍の何も先が見えない中で必死にもがいていたのはIRカジノ事業者だけではありません。
調べれば直ぐ分かることを面倒くさがって適当な情報垂れ流していると、世代間闘争も胡散臭く思われてしまうので気をつけてください。
たかまつななについては、
「ビートルズのエルトン・ジョン」
というツイートを見てから、一切信用していない。
少し調べれば、すぐにわかるのに。。。こういうふうに不用意に発言する輩を信用することはできない。 pic.twitter.com/og4JwXqhJK
— 中井かんいち (@ichikawakon) March 31, 2023
不動産業界やIRカジノ業界、それぞれを目指す人々とっての新年度が始まります。
始まりはいつも雨。
でも、その先にこそ光が射してくるものです。
未来を信じて新年度張り切っていきましょう!
やたべ行政書士事務所は風俗営業に携わる皆さんをいつでも応援しています!
それでは、また!
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