風営紳士録2.0

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ナイトタイムエコノミー議連の秋元司事務所にガサ入れ

こんにちは!
東京都新宿区の風俗営業専門やたべ行政書士事務所です。

いつもは風俗営業店のガサ入れニュースをお伝えしておりますが、今回は政治家先生のガサ入れです。

既に報道などでご存知の方も多いと思いますが、秋元司衆議院議員事務所に家宅捜索が行われました。

参考『Abema麻雀TIMES』

カジノを含む統合型リゾート(IR)への参入を目指していた中国企業による外為法違反事件に絡み、東京地検特捜部が関連先として秋元議員事務所への捜索を行い、併せて秋元議員本人の関係も捜査しているとのことです。

実はこの秋元議員、風俗営業をはじめ飲食・娯楽サービス産業とは非常に近しい関係にある議員でした。特に2016年の特定遊興飲食店営業許可導入の際の風営法改正時には、クラブ関係者と一緒にクラブカルチャーに理解を示し、古い風営法の規制を時代に合わせて変えようと取り組んでいる議員として、ナイトタイムエコノミー議員連盟の事務局長を務めていました。

参考『楽しい国、日本の実現に向けて』ナイトタイムエコノミー議連(国土交通省)

また、風営法を専門に扱う我々、行政書士との縁も深く、本年3月には行政書士会でも秋元議員によるセミナーも開催しておりました。私見ですが、本セミナーは年に1度だけ開催されるものであり、政治団体である東京行政書士政治連盟が最重要視している政治家を選定して実施しており、過去には片山さつき議員、武見敬三議員らが登壇されています。

参考『新しい時代の観光立国と環境政策』第 20回東政連セミナー開催報告

今回のガサ入れは秋元議員の地元事務所だけでなく、衆議院議員会館内にある事務所にまで捜索が行われていますので、特捜部としてもかなりの確証をもって行っているものだと言えるでしょう。

被疑事実としては中国企業が海外からの現金持ち込み上限の100万円を超えた外為法違反となっていますが、もちろんその現金をどこに渡すために持ち込んだかまで射程において捜索しているとみて間違いないでしょう。

政治家とカネという贈収賄事件は古くから枚挙に暇がありませんが、もし事実だとするなら非常に残念ですね。

オリンピックを前に盛り上がりつつあった夜の経済活性化やカジノなどの風俗営業をはじめとした飲食・娯楽サービス産業振興が冷や水をぶっかけられることになりかねません。

参考『OPEN TOKYO LIVE 2018 「ナイトタイムエコノミーが日本経済を動かす」』

 

とはいえ、法令違反を犯してしまったらそれは絶対に許されることではありません。

秋元議員は風俗営業関係での警察関係者とも関係が強かったと思いますが、ルール違反を犯したのであれば警察権力はこのようにしっかりと対処します。国会議員も風俗営業も同じです。

実はこの秋元議員と近しいクラブ関係者や識者の中には、かつて風営法で同じように規律されていたクラブ営業を、他の接待飲食や麻雀などの遊興、性風俗と一緒にされたくないと主張し、クラブ(踊る方)はお洒落で文化発信の価値があるものと主張する方が少なくありませんでした。

ただ、私はこの主張には非常に違和感を覚えました。

  • クラブは文化性が高いから規制する必要はない
  • 性風俗やキャバクラは文化性が低いから規制しても良い

はっきり言ってこのような低次元の二元論に感じられたのです。

要するに意識高い系の音箱・小箱クラブは法令違反してもいい、なぜなら文化性が高いからということでしょうか。

実際、インフルエンサーからも法令違反を擁護するような発信が行われていました。

 

時代や社会の変化に合わせて法令やルールを変えていくことは大切ですし、そのような議論は常に行っていくべきでしょう。

ただ、現行のルールを破っての言い訳として許されることは絶対にありません

秋元議員も今年3月の関係者会合で「文化に規制をかけることに疑問をもつべき」と発言しています。

参考『All Japan Night-Club Summit』

ただ、どんなにバカげたルールでもそれを守らなければペナルティを課されるのが法治国家です。

「バカげた規制」と思ったなら、そんなバカげた規制をつくっている政治家を当選させなければ良いのです。もっというと、自分の都合よく法律解釈し、裏金で汚職まみれになっている輩にこそ疑問をもつべきでしょう。

その代わりルールの範囲内なら、どんなに稼いでも良いのが資本主義社会の良いところです。

風俗営業をはじめ飲食・娯楽サービス業に携わる事業者の皆様がガッツリ稼げるよう、やたべ行政書士事務所は風俗営業や各種法令の許認可をサポートします。

風営法関連でお困りの際は是非ご相談ください。それでは、また!

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